MBSドラマ特区『RISKY』(25日スタート、毎週木曜24:59~)で地上波連続ドラマ初主演を務める女優の萩原みのりと、共演の宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)にインタビュー。本作における役作りや共演の感想を聞いた。

  • MBSドラマ特区『RISKY』ポスタービジュアル

電子コミック配信サービス「めちゃコミック」の人気作『RISKY~復讐は罪の味~』を実写化した本作は、幼い頃に両親を失い、8歳上の姉に育てられたヒロインが、唯一の家族だった姉の人生を狂わせた“女”に復讐を仕掛けていく、スリリングで急展開な“ゾクキュン”ラブ・サスペンス。主人公・広瀬ひなたを萩原、姉・かなたを深川麻衣、かなたの婚約者・桜井亨を古川雄輝、亨を略奪する黒田美香を山下リオ、美香の会社でアルバイトをする謎に包まれた青年・浅井光汰を宮近が演じる。

――本作への出演が決定したときの周りの方の反応を教えてください。

萩原:初めて地上波ドラマの主演をやらせていただくということで、昔からお世話になっているスタッフさんや監督から、「頑張ってるな」、「楽しみにしているよ」と、たくさん連絡をいただいてうれしかったです。

宮近:僕はいつもTravis Japanの7人で活動させていただいていますが、リハーサル中にこのお話を聞いて、メンバーにも共有したら「また決まったの!?」みたいな感じで、追い追い内容をちゃんと伝えたら高校生みたいなリアクションをしていました。松田元太や中村海人は「え! マジ!?」という感じで鼻の下を伸ばしていて、(吉澤)閑也はよくわからない表情をしていました(笑)

――演じる役柄について教えてください。

萩原:私が演じるひなたは、両親をなくしてからお姉ちゃん(深川)が親代わりとなって過ごしてきた女の子。そんな大好きなお姉ちゃんまで奪われたことで復讐劇が始まっていきます。

宮近:僕が演じる浅井光汰は、最初は美香さん(山下)の会社でアルバイトしているんですけど…話数が進んでいくにつれて、光汰の素性が明らかになっていきます。監督に言われたのがこの作品で一番“普通の人”で気持ちがわかりやすい人。光汰をどれだけまっすぐ演じられるか、映像を通して伝えられたらと思います。

――演じる上で意識していることや気を付けていることは?

宮近:ロケーションと一緒にそこで光汰としてどう芝居をするか。一秒一秒きれいな映像になるように監督も「もうちょっとこういう風にしてほしい」と言ってくださるので、僕も僕なりに乗っかって、監督に預けながら演じています。

萩原:私は、古川雄輝さん演じる桜井亨の前にいるひなたと、それ以外の場面でのひなたの違いはかなり気をつけて、騙しているモードのときと居心地がいいときのひなたが、ひと目でわかる芝居になるといいなと思っています。

――演じるのが楽しいシーンを教えてください。

萩原:原作の漫画を読んだときに好きなシーンだらけで。原作モノの実写化をやらせていただくときはいつも、好きなコマや印象的に残ったところに付箋を貼っていくのですが、付箋だらけになり、どのシーンも演じるのが楽しみで仕方ないなと思いました。「絶対許さない」という強い表情のカットなど、“THE RISKY”というカットがたくさんあるので、演じていて楽しいですし、漫画のあの表情を超えたいと思いながら挑んでいます。

宮近:原作でも光汰は印象に残るキラーワードがいろいろあり、そこにつなげていく作業が楽しいです。漫画より漫画みたいにバッと入ってくるようなシーンを映像でも作れたらと思って臨んでいます。