KDDIとKDDI Digital Lifeは3月22日、オンライン専用の新料金ブランド「povo」において、サービス開発を推進する共創の場として「povo Lab」を発表した。個人や学生の参加が可能で、povoの付加サービス「トッピング」などのサービス開発を進める。報酬などは要問い合わせ。5月に東京・虎ノ門で開設する。

  • KDDIが東京・虎ノ門で開設する「povo Lab」

「povo Lab」は、顧客やパートナー企業による知見を取り入れ、Circles Asia (シンガポール)とともに、トッピング開発を推進していく共創スキーム。ターゲット市場調査やアイデア立案を行う「povo Power User Program」と、企業と連携しサービス開発/検証を行う「povo Business Partner Program」の2つのプログラムで構成されている。

  • povo Labの仕組み

「povo Lab」は個人や学生の参加も可能で、3月22日からプレエントリーを開始し、最大10名を採用する予定。プレエントリーの応募対象は、スマートフォンの使い方や活用方法に精通している人、サービス向上のため自立自走して業務を進められる人。通信業界での経験は不問。

こうした顧客や企業の参画を受け入れることでオープンイノベーションを推進し、顧客ニーズに即したサービスの提供を目指していく。

併せて、「povo」のトッピングを象徴する白いタマゴのキャラクターも発表した。この卵型キャラクターは、ラテン語で「卵から・最初から」を意味する「ab ovo」を由来としており、トッピングが増えるにつれてさまざまな姿形に変化していく。3月24日から放映される新TV CM「povo 登場篇」に登場する。

  • 「povo」の白いタマゴのキャラクター