シー・エフ・デー販売は、PowerColorの水冷ブロック一体型グラフィックスカード「AXRX 6900XT 16GBD6-W2DHC/OC」「AXRX 6800XT 16GBD6-W2DHC/OC」2製品の取り扱いを発表した。3月26日に発売を予定しており、税別価格はRadeon RX 6900 XT搭載モデルが172,000円前後、Radeon RX 6800 XT搭載モデルが129,000円前後。
いずれも水冷ブロックを標準搭載し、本格水冷システムへの組み込みに向くというグラフィックスカード。熱伝導率の高い銅をニッケルメッキで仕上げたベースを採用し、アルミニウム素材のバックパネルも搭載する。製品には染色剤「Liquid Devil Dye Pack」を同梱しており、透明か白色のクーラントに混ぜることで、パーソナライズされた単色を楽しめるという。
クロック性能優先の「Unleash」モードと、エネルギーコストと性能のバランスを高める「OC」モードから選択できる2種類のBIOSや、カスタマイズ可能なARGB LEDを備える。バスインタフェースはPCIe 4.0 x16で、映像出力端子はDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.1×1、USB-C×1。GDDR6 16GBのVRAMを組み合わせ、メモリインタフェースは256bit、メモリ速度は16Gbps。ブーストクロックはRX 6900 XTが2,365MHz、RX 6800 XTが2,360MHz。いずれも補助電源に8pin×3を要求する。