パナソニックは、ロボット掃除機「RULO(ルーロ)」の本体ソフトウェア「RULO AI」のアップデートを、2021年4月下旬から開始する。対象機種はMC-RSF1000、MC-RSF700、MC-RSF600。

  • ルーロの本体ソフトウェアであるRULO AIがアップデート

    ルーロの本体ソフトウェアであるRULO AIがアップデート

ルーロは掃除を実行した後、掃除したエリアのゴミの分布をアプリ上で表示する「ゴミマップ」を作成。掃除した範囲やゴミのたまりやすい場所を表示することで、掃除スケジュールの設定をサポートする。

  • ゴミマップの改良前後の比較

    ゴミマップの改良前後の比較

  • 検知したゴミの量に応じて吸引力や速度などを調整

    検知したゴミの量に応じて吸引力や速度などを調整

今回のアップデートではゴミマップを改善。「ゴミの量」と「走行軌跡」を、それぞれ画面を切り替えて見られるようになった。これまで走行軌跡を見られるのは掃除中だけだったが、今後は終了してからアニメーションで動作ルートを確認できる。把握したゴミの量に合わせてロボットの吸引力・速度・動作が変わり、ゴミが多いところでは吸引力を強くしてゆっくりと走行する。

  • アップデート前は未掃除の部分は非表示になっていたが、今後は未掃除エリアとして表示する

    アップデート前は未掃除の部分は非表示になっていたが、今後は未掃除エリアとして表示する

これまでも行っていたゴミの分布表示に加えて、部屋の壁や障害物、未掃除の床を明示。ゴミの量は色の濃淡で表現する。さらに、ゴミマップ上でのエラー表示のマークをタップすることで、「タイヤが床面から離れました。確認してください」など、その詳細をユーザーに伝える。これらの情報から、ルーロが掃除しやすい部屋作りが行えるとしている。