お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、21日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)に出演。東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の責任者であるクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、渡辺直美の容姿を侮辱するような演出案を提案していた問題について語った。
文春オンラインは17日、佐々木氏が渡辺への演出プランとして容姿を侮辱するようなメッセージをチーム内のLINEに送っていたと報じ、一連のやり取りを示すとされるLINEを公開。佐々木氏は謝罪し、辞意を表明した。
松本はまず、LINEでの協議内容が漏洩し問題が発覚した経緯を「調理場まで入って来て、まだできてないのに、できてないものをつまみ食いして『おい! まずいぞ!』と言われているような」と例える一方、「もちろんこの方のアイデアは確かにあまりおもしろくなかったし、良くはないんですけどね」と問題視。
「文春は“タレントのAさん”でよくないですか?」と渡辺が実名で報道されたことに疑問を感じているようで、「なぜ1年前も前の陰口みたいなことを、なぜわざわざ名前全部出してまでいうのか」と投げかけながら「一番損をするのは彼女、一番嫌な思いをするのは彼女」「(実名で報じられたら)何か言わないといけない」と報道後にコメントを出した渡辺に同情した。
一方で、「全く違う形で直美が出たら、それはそれですごいことやけどね」とも。「あえて今。そういう考え方も、俺はあるかな」と、演出プランを見直した上で渡辺が登場することにも期待を寄せていた。