ヒューマングローバルタレントは3月19日、「外国人と日本人の転職時の意識について(企業の中途採用比率に対する意識調査)」を発表した。調査は2月19~24日、『Daijob.com』登録者の日本人231人、外国人263人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「(正社員301人以上の)大企業で『中途採用比率の公表が義務化』されることは知っていますか?」と聞くと、日本人、外国人とも8割以上が「知らない」という結果だった。
そして、「転職活動時に、転職先の中途採用比率を意識していましたか?」と尋ねると、日本人は「はい」(32%)、「いいえ」(68%)、外国人は「はい」(60%)、「いいえ」(40%)となった。
続けて、「転職時、基本的な企業情報の他に最も知りたいことは?」と聞いたところ、日本人では「在籍社員のスキルセット」(47%)、「離職率」(54%)、「平均勤続年数」(42%)、「キャリアパス」(48%)、「研修制度」(35%)、「男女比率」(28%)、「国籍比率」(35%)、「在籍社員の趣味、プライベートの過ごし方」(12%)、「在籍社員の語学力」(30%)、「その他(自由記述)」(2%)となっている。
また外国人では、「在籍社員のスキルセット」(51%)、「離職率」(43%)、「平均勤続年数」(33%)、「キャリアパス」(69%)、「研修制度」(53%)、「男女比率」(21%)、「国籍比率」(35%)、「在籍社員の趣味、プライベートの過ごし方」(10%)、「在籍社員の語学力」(47%)、「その他(自由記述)」(0%)という結果だった。