ギャラクシー賞の2月度月間賞が19日に発表され、テレビ東京のドラマ『直ちゃんは小学三年生』(1月8日~2月13日放送)、『ノーナレ「クイズ 最高の一問」』(2月22日放送)などが受賞した。

『直ちゃんは小学三年生』主演の杉野遥亮

『直ちゃんは小学三年生』について、同賞では「大人が小3の子どもを演じるという面白さだけではない秀作。誰もが懐かしく感じる子ども時代のあれこれにクスッと笑わされながら、直ちゃんたちが生きている小さな世界で彼らなりに一生懸命考え、少しずつ世の中を学んでいく姿がなんとも言えず心を打つ。気づけば涙ぐまされる瞬間も多々。ぜひともシリーズ化してほしい」と講評。

『ノーナレ「クイズ 最高の一問」』については「矢野了平と日髙大介という現役屈指のクイズ作家の2人に『人生最高の一問とは?』という問題を与えることで、知られざるクイズ作家の生態や、2人のクイズ人生を同時に浮かび上がらせていくという切り口が出色。日本のドキュメンタリーでは珍しいスタイリッシュなセットなどを使った作り込んだ映像も新鮮でエンタメ性も秀でていた」と評価した。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。2月度はほかにも、『NHKスペシャル「“夜の街”で生きる~歌舞伎町 試練の冬~」』(1月30日放送)、『ETV特集「夫婦別姓 “結婚”できないふたりの取材日記」』(2月17日放送)が受賞した。