フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、新米教師と中国からやってきた小さな留学生に密着した『ふたりの1年生 ~新米先生と海の向こうから来た女の子~』を、21日に放送する。
2019年9月、新型コロナウイルスが来る前の小学校…そこには、ピカピカの1年生の教室があった。担任は、社会人になってまだ半年の新米教師・橘川(きっかわ)先生(23歳)。ただでさえ大変な教師1年目で担任まで務めることになり、その上、クラスには授業についていけず、なじめない1人の女の子がいた。
中国からやってきた小さな留学生・ナイヒちゃん(7歳)は、入学から半年が過ぎても、日本語が分からない。そのため、友達もできず、クラスの中で孤立していたのだ。「ナイヒちゃんに楽しい学校生活を送らせてあげたい…」と、新米先生は試行錯誤の日々を送る。
「日本で自分の店を持ちたい」という母親と共に中国からやってきたナイヒちゃんは、忙しい母親に「甘えたい…」と涙する日も。母親も「日本語ができなく宿題もできないナイヒの姿を思い出すと泣きたくなる」と涙で語る。
2学期後半、新米先生とナイヒちゃんにとって大きな試練となる「学芸会」がやってきた。自信がなく日本語を口にするのが怖いナイヒちゃんに、3つのセリフが割り当てられた。「声が出ない」ナイヒちゃんを全力でサポートする新米先生。果たして学芸会の行方は…。
心を通わせ、共に成長しようとする“ふたりの1年生”。そんな中、世界を襲った新型コロナで、学校は閉鎖されてしまう。新米先生と海の向こうから来た小さな女の子の2年間の心の交流を、女優・池田エライザのナレーションで見つめていく。
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