お笑いコンビ・バナナマン(設楽統、日村勇紀)がMCを務めるバラエティ番組『クイズ! 倍買』が、27日14時よりTBSの土曜☆ブレイク枠で放送される。

  • バナナマンの日村勇紀(左)と設楽統

この番組は、正解すると賞金が倍になるクイズ番組。10問すべて正解すれば賞金獲得となるが、1問正解するごとに解答の選択肢が増えていく。つまり、10問目の10択問題に正解すれば賞金獲得となるが、不正解なら無一文で敗退となる。

問題をクリアするごとに難問になっていくが、番組ならではの仕掛けが。チャレンジャーは獲得賞金でクイズを有利に進めるためのアイテムを購入することができる。そのアイテムのグレードによって値段と効力(消える選択肢の数)に差があるため、チャレンジャーは、手元の獲得金額と先々の問題数を見据えてアイテムのグレード選別をしなければならない。アイテムを購入するか否かはチャレンジャーの判断に委ねられるが、アイテムを購入せずに10問クリアしたチャレンジャーは、1024万円もの高額賞金を手にすることができる。

「アイテムを買って確実に問題をクリアする」か「アイテムを買わず獲得賞金額を増やす」か・・・チャレンジャーの葛藤と、MCの設楽との駆け引きが番組最大の見どころとなる。

今回のチャレンジャーは、Snow Man・阿部亮平、フワちゃん、アンミカの3人。問題はどれも「令和の時代がわかる」クイズ。チャレンジャーそれぞれがMCの設楽と一対一で全問正解に挑む。そして、勝敗の行方を左右するアイテムは、日村が“ひむら屋”というアイテム商人として、チャレンジャーの助けとなるべく手を差し伸べる。チャレンジャーと設楽の一対一の駆け引き、そして、アイテム商人・日村の誘惑。果たしてチャレンジャーは、あらゆるプレッシャーに打ち勝ち、全問正解することができるのか!?

収録後のインタビューで設楽は「人間の心理で面白いと思ったのは、クイズ番組ではフリー解答よりも選択肢の方が簡単に正解できると思うけど、その選択肢も数が増えれば増えるほど逆に難しく考えてしまって追い詰められてしまう。そこがこの番組の魅力」とコメント。一方の日村は、「(ひむら屋で)アイテムを売りたいけど売るとチャレンジャーの賞金が減ってしまうというのが正直複雑でした。チャレンジャーの方々は大金がかかっているのもあって、いつもと違う表情が見られました」と、緊迫した収録の模様を語った。

(C)TBS