いよいよ春目前! 4月に向けて、新生活や新しいことにチャレンジしようとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「速読」ができれば、様々な本が楽しめるほか、思考力・読解力もアップして一石三鳥です。速読というと「難しそう……」と感じる人も多いですが、ゲーム感覚で鍛えることができます。

ここでは、テレビ番組『ワイドナショー』(フジテレビ)でも紹介された書籍『5分見るだけでどんな人でも高速で本が読めるようになるドリル』(ワニブックス)から、速読力を鍛えるトレーニング問題を紹介します。スキマ時間にぜひ挑戦してみてください。

1問目は、視線を動かすトレーニングです。縦の列と横の列に、それぞれ「下のメロス」は何人いるでしょうか?

  • メロスは何人いる?

15秒以内に答えてください。それではスタート!

いかがでしたでしょうか。正解は下記になります。

横の列は視線を左から右に、縦の列は視線を上から下に動かしながら、幅広く、リズムよく見ていくのがポイントです。

2問目は少し早くして、10秒以内に答えてみましょう。それではスタート!

いかがでしたか。10秒はあっという間だったと思います。正解は下記になります。

ここまでは、視線を縦と横に動かしていただきましたが、3問目は、横に動かすことを意識してみましょう。

次の問題で、A~Dのどの道を通れば、メロスは友人を助けられるでしょうか。10秒以内で見つけましょう。それではスタート!

いかがでしたか。答えはこちらです。

線を目でなぞって制限時間内に見つけることができれば、「速く見る力」が上がってきている証拠です。同じ要領で本を読むようにすれば、徐々に速読力、理解力がアップします。

ここで紹介した問題以外にも、ふだんの生活の中にちょっとした工夫を加えるだけで、速読力を鍛えることができます。例えば本を10ページ読んで、1ページ目にどんな言葉が書いてあったか後から思い出すのもトレーニングになります。

普段からそうしたトレーニングをくり返すことで、高速で読む力を身に付けることができるのでお勧めです。

企画協力:角田和将(つのだ かずまさ)

速読の勉強開始から8ケ月後に日本速脳速読協会主催の2010年第6回速読甲子園で銀賞(準優勝)、翌月に開催された特別優秀賞決定戦で速読甲子園優勝者を下して優秀賞(1位)を獲得。日本一となり、その後独立。3.5万人を超えるメルマガ購読者に対して、速読が持つ本当の力を最大限に活かし、時間の質と量を変えることの大切さを伝えている。セミナー講演では国内外を飛び回り、95%以上の高い再現性を実現している。