相模鉄道とJR東日本は17日、スマートフォン向けアプリ「相鉄線アプリ」「JR東日本アプリ」で列車走行位置の表示範囲をそれぞれ拡大し、双方の自社路線だけでなく、乗入れ先での列車の走行位置も表示すると発表した。これにより、相鉄・JR直通線の列車走行位置がスマートフォンで表示できるようになる。

  • 「相鉄線アプリ」の列車走行位置と時刻表示の画面イメージ

  • 「JR東日本アプリ」の列車走行位置と時刻表示の画面イメージ

「相鉄線アプリ」「JR東日本アプリ」ともに、列車が走行している位置をリアルタイムで表示し、列車の種別や遅延時間を確認できるサービスを提供しているが、相鉄・JR直通線はこれまで自社区間のみ表示していた。3月17日から、新たに「相鉄線アプリ」で羽沢横浜国大駅から新宿駅まで、「JR東日本アプリ」で羽沢横浜国大駅から海老名駅までの列車走行位置と時刻情報の表示を開始。双方のアプリで相鉄・JR直通線全区間の列車走行位置を確認できるようになる。

また、「JR東日本アプリ」が実証実験として提供している「リアルタイム経路検索」に相模鉄道が連携し、遅れなどの運行情報を加味した検索も可能となる。

  • 「リアルタイム経路検索」画面イメージ

「リアルタイム経路検索」は、各交通機関の運行情報をリアルタイムに反映し、遅れなどが発生した際はそれらを加味した経路検索結果を表示するサービス。相模鉄道との連携開始により、「JR東日本アプリ」において相鉄線が含まれる経路検索結果に遅れなどの運行情報を加味した経路検索結果が表示される。