米Super Micro Computerは3月16日(現地時間)、Zen 3アーキテクチャをベースとしたAMD EPYC 7003シリーズプロセッサを搭載するサーバー製品群の展開を発表した。
AMD EPYC 7003シリーズは、AMD Zen 3アーキテクチャを採用するサーバー向けプロセッサ。IPCを前世代比で最大19%高めた高いパフォーマンスが特徴で、1ソケットで64コア128スレッドを搭載でき、8チャネルのDDR4-3200メモリと128レーンのPCIe Gen4をサポートする。
Supermicroは今回展開するラインナップを業界で最も多種多様だとアピールしており、クラウドデータセンター、エンタープライズ、AI・機械学習など各ワークロードに最適な処理性能を提供するという。同社CEOのチャールズ・リアン氏は「これらのシステムは、総所有コスト(TCO)と、データセンターが環境に与える影響を最小限に抑える責任を果たすために重要な指標となる環境に対する総コスト(TCE)を削減します」と述べている。