俳優の向井理と女優の夏川結衣が、4月期に放送される川口春奈主演のTBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(毎週火曜22:00~22:57)に出演することが15日、明らかになった。
このドラマは、綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、恋をしたり、友情を深める中で、鎧を脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。主人公の“着飾る女”真柴くるみ(ましば・くるみ)を川口春奈、真柴とひとつ屋根の下で暮らすことになる“ミニマリスト男”藤野駿(ふじの・しゅん)を横浜流星が演じる。
このたび、川口演じる主人公・真柴くるみが広報として働く、インターネット通信販売で若者から支持を集めるインテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス)の社長・葉山祥吾(はやま・しょうご)役に向井理が決定。そして、真柴がカフェでアルバイトをしていた頃に仲良くなった常連で、真柴の唯一の女友達であり「姉御」と慕う人気フードスタイリスト・早乙女香子(さおとめ・こうこ)役に夏川結衣が決定した。
向井は、2019年4月放送の『わたし、定時で帰ります。』以来の火曜ドラマ出演となる。今回演じる祥吾は、やり手の若手社長としてメディアにも露出しており、一見完ぺきな人物だがどこか抜けている性格。自社の広報として真柴に絶大な信頼を寄せており、そんな祥吾に真柴は密かに想いを寄せている。
夏川は、本作の脚本を担当する金子子ありさ氏、新井プロデューサー、塚原あゆ子監督と、2018年10月期に放送された火曜ドラマ『中学聖日記』以来のタッグとなり、制作陣も夏川に全幅の信頼を置いている。夏川が演じる香子は、真柴に大きな影響を与える自由奔放で頼もしい「姉御」だが、50歳を迎えた女性の価値観や今後の生き方に悩む等身大の姿も描いていく。
向井と夏川のコメントは以下の通り。
■向井理
僕が演じる祥吾という役にはある伏線があるのですが、今回オリジナル脚本ということもあり、今後の展開が読めないので、台本を読むのが楽しいです。塚原監督は現場の雰囲気を大事にしているので、現場で一緒に考えながら、いろいろと自分からもアイデアを出して作品を作っています。丁寧な取材を基に、現代を織り交ぜている作品なので、社会人の人もこれから社会と向き合う方も、もっと上の世代の方々も、実生活でも活かせるようなことがあるかもしれません。オリジナル作品ならではの先の見えない面白さがあり、時代に即した内容ですので、幅広い層の皆様にご覧いただきたいです。
■夏川結衣
私が演じる香子という役は、今まで演じたことのない人気フードスタイリストという役柄ですが、突き詰めずに気負うことなく楽な気持ちで演じたいと思います。価値観の異なる人たちが住むシェアハウスの中では想像がつかないことが多発しますが、共感できることが多く、クスッと笑えたり、羨ましく思ったり、長い自粛生活を過ごす私たちにとって考えさせられることが多いドラマです。
人と会ってご飯を食べたり話したりすること、今まで当たり前だと思っていたことが、どれだけうれしいことなのか。見終わった時、大変な日常を過ごすみなさんの気持ちをふと楽にしてくれると思います。是非、ゆったりとした気持ちでご覧ください。
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