岐阜県南部に位置する多治見市を舞台に伝統工芸品「美濃焼」をテーマに4人の女子高校生が陶芸の魅力にのめりこんでいく青春ストーリーを描く『やくならマグカップも』より、アニメパートのメインビジュアルと本PVが完成。さらに、3名の新キャラクター&キャスト情報が公開された。

『やくならマグカップも』は、30分番組のうち前半15分は通常アニメパート、後半15分が実写パートの2部構成。メインキャラクター4人の声を担当する、田中美海、芹澤優、若井友希、本泉莉奈がアニメから飛び出して、本作の舞台となる岐阜県多治見市をおしゃれに紹介・体験する実写パートは『やくならマグカップも-やくもの放課後-』となる。

アニメパートのメインビジュアルには、主人公の豊川姫乃が陶芸に挑戦し失敗しているところに、振り返って驚いている久々梨三華、姫乃の同級生でスマートフォンのカメラを向けている成瀬直子、困ったような表情を浮かべる陶芸の部長・青木十子が陶芸部の部室にいる4人のいつもの日常を切り取ったようなデザインとなっている。

本PVでは、姫乃の「部活やってもいいかな?陶芸部」の一言から始まり、亡きお母さんが陶芸女子のあこがれの存在で伝説の陶芸家だったことを知り、十子に教えてもらいながら陶芸に挑戦するシーンなど姫乃が徐々に陶芸に魅かれていくところや、夕暮れ時に多治見橋を姫乃と直子が下校するシーン、姫乃が三華、直子と一緒にあぜ道を歩いたり、楽しそうに部室にいるところなど、4人の様子がわかるほんわかしたシーンと、脱サラして喫茶店「ときしろう」を始めた姫乃の父・刻四郎(ときしろう)が「いつかこんな日が来るのかなと思ってた」と意味深につぶやく姿、ベッドで一人泣いている姫乃の様子、「風の色と声、感じたよ。お母さん」という姫乃の胸の内は家族の絆を感じさせる一面もあり、多治見の街にぴったりな優しさがあふれるPVになっている。

●『やくならマグカップも』本PV

さらに本PVでは、姫乃、三華、直子、十子の4人からなる本作のオリジナルユニット・MUG-MOが歌うオープニングテーマ「扉を開けたら」の音源が初解禁。作品にピッタリなカントリーな曲調で陶芸に対する想いと姫乃たちの成長がリンクしたような歌詞にも注目したい。なお、同曲を収録したシングルは4月21日の発売予定。

追加キャラクターとキャストは、本PVでキャラクターボイスも入った姫乃の父・豊川刻四郎は自身初のお父さん役となる石川界人、高校3年間多治見市に通ったというゆかりのある真山亜子が、姫乃のおばあちゃん・土岐川幸恵を担当。そして、姫乃の担任で陶芸部の顧問の先生・小泉真美役を小川真奈が演じることが決定している。

  • 豊川刻四郎 cv. 石川界人

  • 土岐川幸恵 cv. 真山亜子

  • 小泉真美 cv. 小川真奈

『やくならマグカップも』は、2021年4月よりCBC、TOKYO MXほかにて放送開始予定。各詳細は公式サイトにて。

(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会