米Microsoftは3月12日(現地時間)、印刷時にブルースクリーンが発生する問題に対し、回避策を公開した。来週中には修正パッチを提供する見込みだとしている。
今回回避策が提供されたのは、Windows Update「KB5000802」をインストールしたPCにおいて、特定のプリンタを使用すると印刷時に「APC_INDEX_MISMATCH」エラーでブルースクリーンが発生するというもの。Type 3のプリンタドライバの一部に影響があり、Type 4では問題ないとのこと。「Win+R」キーでファイル名を指定して実行を起動し、「printmanagement.msc」で印刷の管理を開くと、使用中のプリンターがどちらのドライバを使用しているか確認できる。
また、同社は回避策について動画を公開している。管理者権限でコマンドプロンプトを操作し、プリンターユーザーインターフェースのAttributes欄に「Direct」を追加するというもので、使用中のプリンター名、OSのバージョン、アプリケーションのバージョンによって入力するコマンドが変わるため、それぞれ把握してから作業に臨む必要がある。
なお、同社は問題の解決に向けて作業中。来週中にも修正したパッチを提供するとしている。