俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第5回「栄一、揺れる」が、きょう14日に放送される。

  • なか役の村川絵梨と栄一役の吉沢亮

吉沢が演じる主人公・渋沢栄一にとって、“おっかない存在”の、姉・渋沢なかを女優の村川絵梨が務めているが、公式サイトの登場人物紹介にも匂わせてあった“縁談騒動”が第5回の放送で明らかになる。

村川絵梨は『青天を衝け』で大河ドラマ初出演となるが、本作の脚本家・大森美香氏が同じく手掛けた、連続テレビ小説『風のハルカ』(2005)でヒロインを演じており、再タッグとなった形だ。村川は「大森さんの脚本は登場人物が独特の言い回しで感情を表現するので、すごくキュートで大好き」と語る。

第5回では、なかが狐に憑かれておかしくなったと心配した親戚が修験者を呼んでお祓いをしようとするが、栄一は、家にやってきた、見るからに怪しい修験者たちの嘘を見破り追い払う。そんな喜劇的に描かれる騒動の中で、家族の深い愛情と、父の留守中に家を守った栄一の成長、そして男勝りだったなかが初恋を知り、揺れる大人の女性へと変貌する様が描かれている。

この姉・なかの縁談と修験者に関するエピソードは実話であり、吉沢が『青天を衝け』で演じた中の印象的なシーンとして、このシーンを「栄一らしさの象徴のようなエピソードのひとつ」として挙げている。

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