南海電気鉄道は、5月に予定している南海線のダイヤ改正に合わせ、南海線・高野線の最終列車運転時刻を繰り上げると発表した。
南海線は現行の難波駅24時25分発、住ノ江行の普通を運転取りやめとし、難波駅24時8分発、泉佐野行の急行を最終列車とする。普通は難波駅24時0分発、羽倉崎行が最終列車となる。
高野線は現行の難波駅24時25分発、堺東行の各停を運転取りやめとし、難波駅24時10分発、三日市町行の区間急行を最終列車とする。各停は難波駅24時0分発、千代田行が最終列車となる。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による生活様式の変化で、南海電鉄も輸送人員が大幅に減少。今年1月の輸送人員は前年同月比約7割に減少し、とくに24時以降の利用者数は前年同月比3割未満に落ち込んでいるという。