俳優の塚本高史が、TOKIOの長瀬智也が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『俺の家の話』(毎週金曜22:00~)の第9話(19日放送)にゲスト出演することが12日、明らかになった。

  • 塚本高史と長瀬智也

長瀬と脚本の宮藤官九郎氏がTBSの連続ドラマで11年ぶりにタッグを組んだ本作は、濃すぎる家族が織りなす、まったく新しい形のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の大黒柱として、次々と一家に降りかかる困難に立ち向かう。そして、謎の女性介護ヘルパーを巻き込みながら、家族と一致団結し、一家をまとめていく。

このたび、19日放送の第9話に塚本高史が出演することが明らかに。「木更津キャッツアイ」シリーズ(2002~2006)をはじめ、2017年に放送された『監獄のお姫さま』など、多くの宮藤作品に出演している塚本が今回演じるのは、三代目葬儀屋・鬼塚(おにづか)。長瀬とは『タイガー&ドラゴン』(2005)以来、16年ぶりの共演となる。その当時、長瀬演じる山崎虎児の舎弟・中谷銀次郎を演じた塚本。長瀬との息の合った芝居は未だ健在。シリアスなシーンでの緩衝材であり、物語のスパイスとなる今回の役どころを見事に演じる。

塚本は「長瀬さんとは、『タイガー&ドラゴン』以来16年ぶりに共演させていただきましたが、お会いして一瞬で距離が縮まり、すんなりと現場に入れてうれしかったです。収録の合間、モニターで演技の映像をチェックさせていただいた時も、自分と2ショットで映っている長瀬さんの姿を見て感慨深かったです。また、16年前と何も変わらず、分け隔てなく自然体で接してくれる長瀬さんの姿に魅了されました」と長瀬との再共演に感慨。「第6話の阿部サダヲさん、第8話の佐藤隆太さんに続き、いよいよ第9話で、最後の象徴的なシーンに関わる三代目葬儀屋・鬼塚として出演致します! 楽しんで観ていただけたらうれしいです」と呼びかけている。

(C)TBS