スパコロは3月11日、「加熱式タバコに関する調査」の結果を発表した。調査は2月26日~3月1日、全国の加熱式タバコ利用者1,031名を対象にインターネットで行われた。

  • 加熱式タバコユーザーのメイン使用ブランド

    加熱式タバコユーザーのメイン使用ブランド

調査によると、この1年で加熱式タバコを利用し始めた「新規ユーザー」の割合は24.1%。同じ加熱式タバコのブランドの「継続ユーザー」は69.0%、別の加熱式タバコのブランドに変えた「スイッチユーザー」の割合は7.0%という結果となった。

現在メインで使用しているブランドを教えてもらったところ、「iQOS」(59.4%)がトップに。次いで「glo」(23.8%)、「Ploom」(15.8%)と続いた。

  • 加熱式タバコを始めた理由

    加熱式タバコを始めた理由

次に、加熱式タバコを始めた理由を聞いたところ、「加熱式タバコのほうが煙やニオイが気にならないから」(35.9%)、「灰が出ない/灰皿がいらないから」(29.4%)、「健康が気になり始めたから」(25.0%)が上位に。上位の傾向をみると、紙巻タバコの煙やニオイ、灰を気にする意識や、紙巻きタバコが吸いにくくなった環境要因、健康への気づかいなどが加熱式を始めた主な理由となっていることが読み取れた。

  • 加熱式タバコブランドの主な継続理由

    加熱式タバコブランドの主な継続理由

同じ加熱式タバコのブランドを継続して利用し続ける理由を尋ねたところ、「吸った感じの重たさ・軽さが違うから」(33.6%)や「他の加熱式と比べ、ニオイが気にならないから」(29.4%)が多い結果に。

この結果を、主要加熱式タバコ3種別に比較すると、「iQOS」の継続理由上位は「吸った感じの重たさ・軽さが合うから」(33.4%)、「他の加熱式と比べて、ニオイが気にならないから」(28.7%)であるのに対し、「glo」は「吸った感じの重たさ・軽さが合うから」(38.9%)に次いで、「他の加熱式と比べて、たばこ代がかからないから」(25.9%)や「デバイス・本体の充電が持つから」(22.2%)などが継続理由の上位に。

一方「Ploom」では「他の加熱式と比べて、ニオイが気にならないから」が51.5%と、他ブランドを大きく上回る結果に。また、「たばこ会社・メーカーに信頼があるから」(24.2%)という理由も上位にあがっていた。