女子プロゴルファー・渋野日向子選手に密着したテレビ朝日系ドキュメンタリー番組『独占密着! 渋野日向子~シンデレラが歩んだ432日~』が、13日(11:00~ ※一部地域除く)に放送される。
2019年「全英女子オープンゴルフ」で日本勢として42年ぶりにメジャー制覇した渋野は、同世代ながらアメリカで活躍する畑岡奈紗プロの強さを目の当たりにし、2020年2月に渡米、アメリカ合宿をスタートする。だがいよいよシーズンが始まるというタイミングで新型コロナウイルスが猛威を振るい、国内開幕戦が史上初の延期、出場圏内にいた東京オリンピックも先送りに。
そして「全英女子オープンゴルフ」出場のため、スコットランドに向かったが、すべて予選落ち、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ全英女子オープンも通算12オーバーで105位タイ。渋野は「私の技量ではどうしようもありません」「すべて……わかりませんでした」と思いを吐露し、ゴルフ人生最大のどん底に落ちてしまう。
だが、「メジャーチャンピオンの肩書は捨てる」と決意し、気持ちを新たに挑んだ11月15日、自身の誕生日が最終日となる「伊藤園レディスゴルフトーナメント」で2020年シーズン初の予選通過。本来のスタイルを取り戻すきっかけになった、尊敬する先輩からのメッセージも明かされる。
予選落ち、苦悩の日々を経て“スマイリングシンデレラ”が再び世界中にその存在を見せつけるまで――1年以上にわたり独占密着し、「遠回りしている方が正解」と夢を追い続ける渋野の素顔がたっぷりと詰め込まれている。