ソニーは3月10日、ミラーレスカメラ「α9 II」(ILCE-9M2)と、「α7 III」(ILCE-7M3)の本体ソフトウェアをアップデート。適用すると、α9 IIは静止画トリミング機能など、α7 IIIにはFTP転送機能などが追加される。アップデート後のバージョンは、α9 IIがVer.3.00、α7 IIIがVer.4.00。

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    α9 II(ILCE-9M2)

両機種のアップデート内容は以下の通り。

α9 II 本体ソフトウェア Ver. 3.00

  • トリミング機能を追加
    撮影した静止画をトリミングする機能を追加
  • ファイル/フォルダー設定(静止画)のメニューにおいて「ファイル番号強制リセット」を追加
    静止画のファイル番号をリセットし、新しいフォルダーを作成
  • ファンクションメニューに一部の機能が正しく登録されない事象を改善
  • 動作安定性の向上

α7 III 本体ソフトウェア Ver.4.00

FTP転送の機能を追加

  • 静止画撮影時や画像再生時にFTP転送が可能に
  • 各種転送方法の追加
    • プロテクト画像や未転送画像など転送対象の条件を指定して、画像をまとめて転送 [FTP転送]
    • カスタムキーに機能をアサインし、再生時に選んだ画像をすぐに転送 [FTP転送(一枚)]
    • 撮影したすべての画像を自動的に転送 [撮影時自動転送]
    • RAW+JPEG撮影した場合に、RAWファイルとJPEGファイル両方を転送する設定を追加
  • FTPサーバー設定の向上
    • カメラに登録できるFTPサーバーの個数増加 (3→9)
    • FTPサーバー上の転送先フォルダ構成をフレキシブルに変更可能
      • 指定フォルダ直下に画像データを置くフォルダ構成に変更
      • メモリーカードスロット番号をフォルダ構成の中に登録可能
      • カメラと同じフォルダ構成でサーバー側に転送可能
  • FTP転送の操作性向上
    • [サーバー設定]の項目をスマートフォンアプリ (Transfer & Tagging add-on)から設定可能
      ※国や地域によってダウンロードできない場合がある

動作安定性の向上

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    α7 III(ILCE-7M3)