映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』主題歌の宇多田ヒカル新曲「One Last Kiss」。CD・日本盤LPの3月10日発売に先がけてスタートしたダウンロード、ストリーミングでの配信では国内12の配信サービスのアルバム総合ランキングで1位を獲得するなど、好調なセールスを記録している。
レイをフィーチャーしたジャケットの日本盤LPは既に品切れとなっている店が多く、追加再生産されることが決定。宇多田ヒカル公式サイトでは、3月14日までに最寄りのCDショップ・各オンラインショップで予約するよう呼びかけており、「3月14日までに予約した人は必ず購入できる」としている。
出荷時期については4月中旬頃を予定しているが、注文した人への商品の引渡し日・配送予定日や、予約・購入者特典となるかどうかはショップによって異なるため、予約した店で確認する必要がある。
あわせて、シングルCDの初回仕様分(紙ジャケット仕様、ESCL-5488)の出荷が3月10日をもって終了し、今後は通常盤(ジュエルケース仕様)のみの出荷となることも発表されている。
さらに、海外でのLP発売を熱望するファンベースのリクエストに応え、LP海外盤の発売が決定。2021年夏発売を予定している。アスカがフィーチャーされたジャケットも公開された。
庵野秀明監督が手がけた「One Last Kiss」のミュージックビデオが3月9日に宇多田ヒカルの公式YouTubeチャンネルでプレミア公開され、執筆時点で340万回に迫る再生回数を記録。前作『:Q』の主題歌「桜流し」の1日で100万回再生を超えるペースで再生回数が伸びている。
「One Last Kiss」は海外でも音楽配信サービスで聴けるようになっており、世界33カ国・地域の配信サービスでランクイン。うち世界18カ国・地域のiTunesアルバム総合ランキングで1位を獲得し、「海外の総合チャートでこれだけの1位を獲得するのは宇多田ヒカルにとって初めてのこと」だという。米国のiTunesの総合ランキングでは2位で、2017年の「光 -Ray Of Hope MIX-」(Remixed by PUNPEE)リリース時と同じ自己ベストタイを記録した。