理美容家電メーカーのcadocuaura(カドークオーラ)は、プロ仕様のストレートヘアアイロン「BI-G1」、速乾・高機能ヘアドライヤー「BD-E2」を発売する。発売日は2021年3月25日。価格はBI-G1が24,800円、BD-E2が29,700円(いずれも税込)。
カドークオーラは、空気清浄機や加湿器を手がける家電ベンチャー・cadoが、韓国のSK Magic Co., Ltd.と2018年3月に設立した合弁会社。今回、新作のストレートヘアアイロンであるBI-G1と、ノーズ部分がない独特のデザインで話題になったヘアドライヤー「BD-E1」の後継機種となるBD-E2を同時に発売する。
くせ毛・縮毛に着目したストレートヘアアイロン「BI-G1」
BI-G1は、髪にまつわる悩み、特にくせ毛や縮毛に着目したストレートヘアアイロン。独自開発のハイブリッド制御方式を採用し、精密な温度コントロールとハイレスポンスなヒーターを組み合わせたことで、約34秒で加熱温度が180℃に達するスピーディーな立ち上がりを実現。スタイリングにかかる時間を短縮して施術効率を高めるだけでなく、急激な温度変化に伴う髪へのダメージも軽減する。カラーはクールグレーとホワイトの2色展開。
本体はコンパクトで軽量なため、使用時の手の負担を軽減。プレート部は最大限まで大きく取り、先端を薄くしたことで、一度に施術できる面を広くしつつ、頭皮や生え際近くまで繊細に挟める。プレート部分の外側には、美容師の声を元に採用したハニカム処理したフェルトを装備。これにより本体から発する熱を感じづらく、また汚れもつきにくくなった。
アルミプレートの表面には、特殊フッ素樹脂をコーティング。プレートに施した3本の溝が適度に水蒸気を逃し、髪に当たる水蒸気の量をコントロールする。片側のプレートにわずかな力でも作用するサスペンション機構を備え、髪に均一な圧をかけて安定したスタイリングが行える。
操作部はシンプルで、電源と温度の上下ボタンのみ。運転から60分後に自動で停止し、海外での使用にも対応(電圧:100V~240V)。BI-G1の開発にあたって、プロ向け美容商材の販売を行うビューティガレージと、縮毛矯正のスペシャリストである美容師・柳本剛氏(Lily代表)とパートナーシップを結んでいる。
本体サイズは高さ約239×幅約32×奥行約40mm、重さは約186g(電源コードを除く)。プレート温度は約100℃~約200℃。電源コード長は約1.8m。付属品は取扱説明書(保証書)、耐熱シート。
「鼻」がない独自形状のドライヤーの後継機種
BD-E2は、2018年発売のノーズ部分をないヘアドライヤー「BD-E1」の後継機種。ノーズを廃した設計で重心が手元にあるので、長時間使っていても疲れにくい。同時発売のBI-G1とカラーバリエーションをそろえた、クールグレーとホワイトの2色展開。
定格消費電力1,000Wの省エネ設計ながら、2.2m²/minのパワフルな風量。髪へのダメージを抑えるため、最高温度を85℃と低めに設定した。マイナスイオンに加え、吹出口に高効率で遠赤外線を放射するセラミックカートリッジを設置。セラミックコーティングを施したヒーター線からも遠赤外線を放射する「デュアル遠赤外線構造」で、髪と地肌をケアする。遠赤外線効果による頭皮への温熱効果で、低温ながら速乾性もあるという。
ノーズをなくしたことで簡単に自立し、洗面台やドレッサーのわずかなスペースにも置きやすい。別売りのスチール製の専用スタンド(税込5,368円)を使うと、アタッチメントも同時に収納できる。安全装置として温度過昇防止装置(サーモスタット・温度ヒューズ)を備える。
本体サイズは高さ約250×幅約110×奥行約60mm、重さは約400g(電源コードを除く)。電源コード長は約1.8m。付属品はノズル、ストラップ、取扱説明書(保証書)、お手入れブラシ。