見慣れた景色でも、いつもとは違う天気・時間・角度から見ることによって、特別な光景に映ることがあります。実は今、建築士でフォトグラファーの小林淳さん(@atsushi_k_photo)が撮影した岐阜市の夜景が、ツイッターで話題となっています。
それが、こちらの写真です。
我が街の美しさに、まだ、みんなそれほど気づいていないかもしれない。見てくれ、これが岐阜市の本気。
(@atsushi_k_photoより引用)
とても幻想的で美しい夜景ですね。小林さんにお話を伺ったところ、こちらの写真は、岐阜市内最高峰の「百々ヶ峰」山頂にある展望台から撮影したものだそうです。時間は深夜3~4時の間。この日は満月で、雨上がりで街中に濃霧がかかる中、月明かりが雲海を照らしていたのだとか。もちろん、撮影後に明るさやコントラスト、彩度に強弱をつけるなどのレタッチをしているということですが、宝石を散りばめたような素敵な仕上がりになっています。
この写真に、「幻想的! 」「すっごく綺麗!!! 感動しました」「こんなに素敵なんですね」「岐阜の本気、見させていただきました! 」と感動の声が続々と。また、岐阜県民からも、「ワタクシの故郷です。こんなにすてきに撮っていただき嬉しい」「美しすぎますー!! 」「さらに地元を好きになりました! 」「我が街 岐阜! 美しいですね! 」といった声が多数寄せられていました。
「本気岐阜展」実行委員会の代表も務める小林さんに岐阜の魅力について聞いたところ、「昨年の大河ドラマ『麒麟がくる』のメイン舞台でもあったように、かつて織田信長や斎藤道三といった戦国武将が活躍した街で、岐阜城に代表されるように戦国時代ゆかりの地が多くあります。また岐阜城と月の構図はフォトジェニックで最近話題になりました」とのこと。また、1300年以上の歴史がある伝統漁「ぎふ長良川鵜飼」は、見るものを幽玄の世界に誘い、長良川鵜飼の鵜匠は、世襲制で宮内庁式部職ということで、他の使いに比べ格式が高いのだそうです。
このほか、オススメのビュースポットとして、「岐阜城パノラマ夜景(天守閣から楽しむ夜景)」や、これからの時期は「日中友好庭園で見る夜桜や、散った桜の花が作り出す花筏」もフォトジェニックとのことで、写真も提供していただだきました。
こちらもまた幻想的で素敵なお写真ですね。小林さんは、こうした写真の数々をインスタグラムにもアップしています。興味のある方は、ぜひ覗いてみてくださいね。
我が街の美しさに、まだ、みんなそれほど気づいていないかもしれない。見てくれ、これが岐阜市の本気。 pic.twitter.com/r8pm5I4L65
— Atsushi Kobayashi/本気岐阜展実行委員会代表 (@atsushi_k_photo) March 7, 2021