Windows 10の「付箋」を起動する方法

この記事では、Windows 10に標準搭載されている「付箋」アプリの使い方を紹介します。「付箋」アプリの名称は、Windows 10 バージョン1607(Anniversary Update)で「Sticky Notes」に変わりましたが、現行のバージョン20H2(October 2020 Update)では「付箋」に戻っています。バージョンによって名称が異なりますが、基本的には同じアプリなので混乱しないように注意しましょう。

  • Windows 10、タスクバーの検索ボックスに①「付箋」と入力した画面

    【1】タスクバーの検索ボックスに①「付箋」と入力し、②「付箋」アプリをクリックします

  • 付箋のサインイン画面

    【2】サインイン画面が表示されます。アカウントを変更する必要がなければ、そのまま「開始」をクリックすると「付箋」アプリが起動します

「付箋」でデスクトップにメモを貼る

「付箋」はその名の通り、紙の付箋のようにWindows 10のデスクトップにメモ書きを貼り付けられるアプリです。備忘録として使うのが一般的と言えます。ここでは基本操作を解説します。

  • 付箋を起動した直後のデスクトップ画面

    【1】「付箋」アプリを起動すると、①「メモの一覧」ウィンドウと、②何も書かれていない新規メモが表示されます

  • 新規メモ、文字未入力の状態

    【2】「メモを作成する」の部分に文字を入力します。タッチ入力に対応したPCならば手書き入力も可能です

  • 文字入力後のメモ画面

    【3】メモの下部には字体を変更できるメニューがあります。①太字、②斜体、③下線、④取り消し線、⑤行頭文字の表示/非表示(いわゆる箇条書き)、⑥画像の追加が用意されています

  • 新規メモ画面
  • 新規メモ、色の選択メニュー
  • 【4】メモは色の変更が可能です。メモの上部にある①「…」をクリックすると、②6色から選択できます

  • メモ画面

    【5】メモ左上の①「+」をクリックすると新規メモが追加されます。②右上の「×」をクリックするとメモが閉じます

  • 付箋アプリ、メモの一覧画面
  • 「メモの削除」を選択する画面
  • 【6】メモを閉じただけでは削除されず、メモの一覧に残ります。完全に削除するには一覧のメモにマウスカーソルを合わせ、①「…」をクリック。②「メモの削除」をクリックします

便利な「付箋」の同期機能

「付箋」アプリはMicrosoftアカウントにサインインして使うことで、複数のPCで付箋を共有できます。自宅や会社ではデスクトップPC、外出時はノートPCなど複数のPCを使っている人にとって便利な機能と言えます。

  • 付箋アプリ、「メモの一覧」画面

    【1】メモの一覧の右上にある歯車の形をした①「設定」をクリックします

  • 【2】Windows 10のサインインにMicrosoftアカウントを使用している場合は、付箋アプリの開始時に自動的にサインインが完了しています。別のアカウントに切り替えたい場合は、一旦サインアウトしてから「サインイン」ボタンをクリックします

  • 【3】同期に使用するMicrosoftアカウントを選びます。使用するMicrosoftアカウントが表示されない場合は、①「Microsoftアカウント」を選び「続行」をクリックします

  • 【4】同期に使用するMicrosoftアカウントでサインインします。ほかのPCでも同じMicrosoftアカウントで「付箋」アプリにサインインすれば、自動的にメモの内容が同期されます

検証環境: Windows 10 バージョン20H2(October 2020 Update)