シンガーソングライターのひらめが、HuluとTikTokの共同プロジェクト『Once in a Blue Moon』(12日配信スタート)に登場。憧れの作詞家・いしわたり淳治氏と初対面する。

  • いしわたり淳治氏(左)とひらめ

『Once in a Blue Moon』は、TikTokで活躍するアーティストが、憧れのアーティストを指名し、コラボパフォーマンスや対談を繰り広げると同時に、各回の主役であるTikTokアーティストの素顔に迫っていくというもの。

この第1弾として、昨年TikTokに投稿した「ポケットからきゅんです!」の弾き語り動画がバズり、一躍“時の人”となったひらめが登場。ロックバンド・SUPERCARのギタリストとして活躍し、バンドが解散した2005年以降はSuperflyの「愛をこめて花束を」などを手がけてきた作詞家・音楽プロデューサーのいしわたり淳氏と念願の初対面を果たし、コラボを展開する。

いしわたり氏は、今年1月に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)で、2020年のマイベスト10曲に「ポケットからきゅんです!」をセレクト。それがきっかけとなり、いしわたり氏が手がけた楽曲に興味を持ったひらめは、その稀有な才能に酔心したという。メロディーはすぐ浮かんでくるものの、歌詞はじっくり考えて振り絞ってるということもあり、さらなる飛躍に向けて勉強したいという一心で、今回はいしわたり氏を指名した。

そんなひらめが、『Once in a Blue Moon』のファーストコンテンツとして12日20時からTikTokでライブ配信・その後Huluで完全版と併せて独占配信されるスペシャルライブで、いしわたり氏が見守る中、まさにスペシャルな1曲も初パフォーマンス。いしわたり氏が提供した歌詞にひらめが曲を付けた初コラボ曲「あたまぽんぽんしてあげる」を披露する。

「いつもみたいな曲にするか、違う感じにするか悩んだ末に、最初は結構しっとりめなメロディーを作ったんですけど、後から聴いてみて『ぽんぽんという言葉がかわいいなぁ。やっぱり、いつものひらめっぽい曲の方が合うのかな』と。そう思って、作り直したんです」と、作曲の裏話を打ち明ける。

またライブでは、ひらめのオリジナル楽曲「ポケットからきゅんです!」や「君にチューしたい」、初めて手がけたドラマ主題歌「color」も披露。さらに、いしわたり氏が作詞した剛力彩芽の「あなたの100の嫌いなところ」も、ひらめバージョンで披露される。

Huluでは、12日20時30分から、ひらめスペシャルライブの配信と合わせ、Huluのみで視聴可能なコンテンツの配信もスタート。TikTokで縦画面で配信されるライブを横画面で観られる完全バージョンに加え、顔も素性もほぼ謎に包まれているひらめの“素顔”に迫る独白ドキュメンタリーや、いしわたり氏との初対談が公開される。

ここまで大掛かりな番組に出演することは初めてで、「すごく緊張したんですけど、楽しかったです!」と声を弾ませるひらめ。そんな彼女が、ドキュメンタリーでは、学校の教室で「後悔」や「夢」など、さまざまなキーワードを糸口に自身の思いを語るほか、これまでの道のりや、シンガーソングライターとしての本音、瞬く間に注目を集める存在となった現状にまつわる素直な心境を告白し、体育館での弾き語りも披露する。

一方、いしわたり氏との初対談では、作詞する時のポイントやコツを皮切りに、音楽業界の変化など、好奇心旺盛な質問をぶつけていくひらめ。すると、いしわたり氏から「言葉でスタイリングしてあげる」「インプットとアウトプットの距離に、自分の個性が出てくる」「やり方としていびつであっても、それを極めさえすれば個性になり、面白味になる」など、名言が次々と飛び出す。

そんな中、ひらめの口から「アイドルのプロデュースもしてみたい」という将来プランも語られる。

ひらめのコメントは、以下のとおり。

――「Once in a Blue Moon」の第1回に出演することが決まった時のお気持ちを教えてください。

私は作詞が苦手なので、勉強させていただきたくて、いしわたり淳治さんを指名させていただきました。いしわたりさんと対談できることが決まった時は、すごくうれしかったです!

――実際に撮影してみて、いかがでしたか?

こんなに本格的な番組の撮影をするのは初めてだったので、すごく緊張したんですけど、楽しかったです。教室の中でインタビューされるのも楽しかったし、体育館で歌うこともなかなかない機会なので、すごく貴重だなぁって思いました。スペシャルライブでも、憧れのいしわたりさんの前で…しかも、いしわたりさんが提供してくださった歌詞に曲を付けて歌えるなんて…! すごく幸せでした。作詞や音楽に関する話も、詳しいところまでお聞きすることができて、すべてが勉強になりました。

――「ポケットからきゅんです!」がバズったことに対して、ご自身ではどう感じてらっしゃいますか?

『ポケットからきゅんです!』がここまで広がったことに対しては、未だに実感がなくて…。こんなに自分の曲をたくさんの人に知っていただけるとは思っていなかったので、驚きとうれしさでいっぱいです。家族もすごく応援してくれて、会うたびに『頑張れ!』って言ってくれて、幸せです。

――今後やってみたいことは何ですか?

これまでは配信ライブしかやったことがないので、コロナが落ち着いたら、ファンの目の前で歌いたいです。ひらめだから…海でライブをしたいですね(笑)。あと、これまでは女の子目線の曲しか作ったことがなかったんですけど、最近初めて男の子目線の曲を作ったんです。これからは、男の子目線の曲もどんどん作っていきたいな、と思います。

――ひらめさんはどんな時、どんなふうに動画配信サービスを楽しんでいらっしゃいますか?

寝る前や、お風呂に浸かってる時に見ます。映画はよく恋愛系を見ます。TikTokだとおすすめで流れてくる動画、YouTubeだとメイクや大食い、ドッキリ動画が多いかな。今回の番組ももちろん、Huluで観たいと思います! どんなふうに編集されてるか、すごく楽しみです。

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