女優の大地真央と松本まりかが共演する東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』(4月10日スタート、毎週土曜23:40~)のポスタービジュアルが7日、公開された。
大地演じる名古屋出身の毒舌スーパーレディー・中島ハルコが、ひょんなことから知り合った、松本演じる庶民のダメンズ女子・菊池いづみを振り回しながら、東京と愛知を舞台に、世の中の悩みをぶった切っていく同ドラマ。キャッチコピーは「ハルコさんに叱られると、なぜか人生上向いていく」だ。
この撮影で、大地は「CHAUMET(ショーメ)」の宝石類、「FENDI(フェンディ)」のファーを身につけ、その総額は2億5千万円超え。撮影には警備員が同席した。
撮影後「宝石は重かったか?」と聞かれた大地は「もうね、あの宝石! すごいですよね! (ネックレスだけで)2億円超えの重さですから」と笑顔。そのすべてを見ていたプロデューサーが、撮影現場を去る大地に「ハルコそのものでした!」と声をかけていた。
松本のポスター撮影は年明け早々に実施。松本はスタッフに新年のあいさつをした後、「正月のお料理、ちょっとだけガマンした! コレ(撮影)に備えて(笑)」と意気込みを見せた。それを聞いたプロデューサーが「すみません! 正月っぽいもの差し入れます。何がいいですか?」と聞くと「もちもちしたもの」と即答。続けて「白玉でもいいです、とにかくもちもちしたものが」と言った後に「でも、いいんです。今日終わってから食べるから」と二カッと笑い、この笑顔ひとつで現場の空気を掌握した。
大地とは打って変わって普通っぽさ全開の衣装である松本。水玉のブラウスやオーバーサイズのジャケットと一応トレンドは押さえているもののパッとしない。しかし、それが狙いで、松本演じるいづみのキャラクター「庶民のダメンズ女子」「フードライター」を考えてのセレクトだ。それを着た松本は納得の表情で「野暮ったくてドン臭いのがいづみ」と放った。
今回のポスターは、「メインビジュアル」と同じ構造で別カットバージョン2枚、そしてドラマのタイトルなど文字メインのものが1枚で計4枚製作。衣装こそ同じだが、大地と松本の表情やポーズ、キャッチコピーもそれぞれ違うものになっている。