シチズン時計の機械式時計ブランド「Series 8（シリーズエイト）」が再始動する。全8モデルを8月に発売する予定で、価格は132,000円～220,000円（以下すべて税込）。
2008年に登場した「シチズン シリーズエイト」のデザインテーマ「引き算の美意識」を受け継ぎつつ、最新のデザインと機能性をまとった。Series 8の「8」は無限大（∞）を意味しており、シチズンのものづくりにおける無限の可能性を込めたという。
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シチズン「Series 8」再始動
Series 8のデザイン面では、シンプルな面と直線からなるケースと、直線的でマットなヘアライン加工を組み合わせた「モダン・スポーティ」が特徴。オンオフを問わず、多彩なシーンになじむ現代的で躍動感あるデザインだとしている。
機能性ではまず、新開発の自動巻き・手巻き機械式ムーブメント「Cal.0950」もしくは「Cal.9051」を搭載。「第2種耐磁時計」（JISB7024）をクリアしており、磁気の影響を受けにくい。スマートフォンやパソコンをはじめ、磁気を帯びた機器が身近に多く存在する現代社会を考慮した仕様だ（機械式ムーブメントが磁気に近づくと磁化が進んで精度が落ちる。回復には消磁のメンテナンスが必要）。
もうひとつは薄さ。ムーブメントの厚さを4.1mmと薄くすることで、時計として装着しやすいスリムなケースフォルムとした。
870Mechanical
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NA1004-87E
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NA1000-88A
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NA1005-17L
新しいSeries 8を代表する「870Mechanical」は、2体構造のベゼル直線を際立たせたケースに、ヘアライン加工とミラー加工。機械式時計らしい太い針とインデックスによって視認性も高い。
ラインナップは、ブラック文字板の「NA1004-87E」（220,000円）、ホワイト文字板の「NA1000-88A」（220,000円）、ブルー文字板の「NA1005-17L」（209,000円）という3モデル。
ケースとバンドの素材はステンレススチール（NA1005-17Lはブルーウレタンバンド）、ケースサイズは径40×厚さ10.9mm（設計値）、風防は無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。ムーブメントのCal.0950は、平均日差「−5秒～+10秒」、パワーリザーブが約50時間。
830Mechanical
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NA1010-84X
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NA1015-81Z
「Series 8」の精神をさりげなく主張する8角形状のケースは、シャープなエッジと面が目を引く。文字板は3層構造になっており、最下層は金属、その上に白蝶貝、その上に格子状の金属板とインデックスを重ね、繊細で立体感ある仕上げとした。
ラインナップは、シルバーの「NA1010-84X」（198,000円）とグレーの「NA1015-81Z」という2モデル。ケースとバンドの素材はステンレススチール、ケースサイズは径40×厚さ11.7mm（設計値）、風防は無反射コーティングの球面サファイアガラス、防水性能は10気圧。ムーブメントには上記の870Mechanicalと同じCal.0950を搭載する。
831Mechanical
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NB6010-81E
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NB6010-81A
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NB6012-18L
8角形状のケースとシンプルな文字板のスタンダードモデル。小刻みなインデックスと長い秒針によるスピード感あるフェイスが特徴的。粗いヘアラインと直線ベースのバンドは、ケースとの一体感を持たせた。
ラインナップは、ブラック文字板の「NB6010-81E」（132,000円）、ホワイト文字板の「NB6010-81A」（132,000円）、ブルー文字板の「NB6012-18L」（132,000円）という3モデル。
ケースとバンドの素材はステンレススチール、ケースサイズは径40×厚さ10mm（設計値）、風防は無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。なお、NB6012-18LのケースはローグゴールドIPで、バンドはブルーのウレタンとカーフ。ムーブメントのCal.9051は、平均日差「−10秒～+20秒」、パワーリザーブが約42時間。
