JR西日本は、岩国市とともに駅の利便性と安全性の向上を目的に進めてきた山陽本線南岩国駅のバリアフリー整備を含めた駅舎建替工事に関して、おもな工事が完了し、3月20日始発列車から供用開始すると発表した。

  • 南岩国駅の新駅舎全景(JR西日本山口支社提供)

  • エレベーター付の跨線橋全景(JR西日本山口支社提供)

南岩国駅の新駅舎・バリアフリー設備の供用開始により、駅舎は現駅舎より西側へ移転する。エレベーター付の跨線橋(改札口と各ホームを結ぶエレベーター)、多機能トイレ、音響案内装置、列車接近表示器、触知案内図なども供用開始となる。

今後は駅のバリアフリー化等整備工事として、ホームかさ上げ、内方線付き点状ブロックの整備(各ホーム)、現駅舎の跨線橋の撤去など実施。国土交通省や岩国市による駅前広場整備と交通点改良も実施される。