お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが主演するカンテレのドラマ『新・ミナミの帝王』のシリーズ最新作『新・ミナミの帝王~銀次郎の愛した味を守れ!~』が、23日(19:00~21:59 ※関西ローカル)に放送されることが決まった。

  • 円広志(左)と千原ジュニア=カンテレ提供

借金をどんな手を使ってでも取り立てることから“ミナミの鬼”と恐れられているジュニア演じる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎が主人公のヒューマンドラマ。2010年の放送スタートから11年目、シリーズ第20作となる今作は、初のゴールデン帯での放送となる。

今回は、銀次郎が通う小さなビストロを舞台にコロナ前、コロナ禍そしてコロナ後のミナミを描くストーリー。カンテレ朝の情報番組『よ~いドン!』(毎週月~金曜9:50~)の顔・円広志が、“円広志役”として登場する。

ジュニアは「まさか萬田銀次郎がマスクするとは思わなかったですね」といい、また内容について「台本を読んだとき非常におもしろくよくできていて、今回特にやりたいなと思った」「リアルな題材で、コロナ前、コロナ禍、コロナ後とこれまでにない月日をまたぐストーリーで、今しかできないと思った」と話した。

そんな月日をまたぐストーリーを演じるうえで気を付けた点を聞くと「意外と僕は何もしてなくて、周りが逃げて行ったり近づいてきたり。萬田銀次郎ってゴジラみたいなもので、何も変わらない感じです」とコメント。見どころを聞くと「このコロナ禍という現状でしか撮れない、コロナ禍でしか作られない台本で、コロナ禍でしか見られない内容。そして、円さんが円広志役で出てきます」と予告し、「まさか萬田銀次郎が『よ~いドン!』のスタジオに取り立てに行くことになるとは。カンテレのセキュリティどうなってんねや」とツッコミを入れた。

そんな銀次郎に借金を取り立てられる円広志役で出演した円は、撮影を終えて開口一番「疲れ果てました」と久しぶりのドラマ出演に感想。ジュニアについては「圧倒されました。顔の距離が20センチとか30センチくらいのシーンが結構あったんですけど、半笑いは怖かったです。あほなことも言えないような空気感がありました」とバラエティ番組で共演したときとは違った」と振り返った。