アイドルグループ・Snow Manのラウールが、きょう6日に放送されるテレビ朝日系バラエティ特番『中居正広のダンスな会』(18:56~20:54)に出演。放送に先立ち、ラウールがコメントを寄せた。

  • 左からラウール、中居正広=テレビ朝日提供

同番組では、『中居正広のニュースな会』(毎週土曜 12:00~)の派生番組として2時間まるごとダンスを特集。ラウールのほか、日本を代表する演出家の宮本亞門、DA PUMPのISSAとKENZO、バブリーダンスの生みの親でもある振付師のakane、熊川哲也率いるKバレエカンパニーのダンサー・栗山廉といったダンスに精通する著名人たちがスタジオに集結し、「このダンスがすごい! MY BESTダンス」と題して好きなダンスをプレゼンする。

ラウールは「ジャニーズのすごいダンス」として、「少年隊」、「アンダルシアに憧れて」、「メカ太鼓」を紹介。「少年隊は全員のスキルがすごい。ジャニーさんに“どのグループがすごいの?”と聞いても、即答だった」と語り、「ジャニーズ皆が、目指すところは少年隊だと思う」と明かす。間近で見てきたMCの中居正広もそのすごさを熱弁し、VTRで少年隊の華麗なダンス映像を振り返る。

続いてプレゼンするのは、近藤真彦・東山紀之・堂本光一などへと歌い継がれてきた「アンダルシアに憧れて」の、ジャケットを使った高難度ダンス。ラウールは「できた人はエリートジュニアになり、振付師さんにも怒られなくなると言われている」といい、中居も見守る中、スタジオでそのパートを生披露する。

そして舞台『滝沢歌舞伎』で披露されてきた「腹筋太鼓」の、過酷度MAXの進化版「メカ太鼓」。VTRでその様子を見た中居は、あまりの迫力に「笑っちゃうよね……」と苦笑。ラウールも「本当にキツいんです! 1日3回以上やると三半規管がやられる、って経験したメンバーが言ってました……」と告白する。

さらに、中居がジャニーズの中でダンスが上手いと思う人を挙げると、スタジオからは驚きの声が。「SMAPの中で一番ダンスが上手いのは?」との質問にも答える。

ほかにも、無音ダンスなど、新しいダンスを次々と生み出す三浦大知、コンテンポラリーダンスで海外からも評価の高い土屋太鳳らがVTRに登場。伝説のアーティスト、マイケル・ジャクソンの魅力に迫る特別企画も。

KENZOはBTSなどに代表されるK-POPのダンスについて解説。中居も興味津々で「K-POPのダンスの特徴や振付けの作り方は聞いていて興味深かった! 女性も男性も発想が豊かですごいなあ、って感じますし、エンターテインメントにおける進化とマンネリがきっちり反映されていると思いました」と収録後に述べた。

■ラウール コメント

先輩方ばかりだったのですごく緊張しましたが、新しいスタイルの番組で楽しかったです。番組内で中居さんも「見る人いるかな」って心配していたくらいマニアックな視点でダンスを紹介して、突き詰めていたので、流行りに乗っていない感じが逆にいいなぁ、と思いながら参加していました。

僕は「ジャニーズのすごいダンス」を3つ紹介したんですけど、“ジャニーズの中で”という選択肢だったので、思いつきやすかった気がします。ジャニーズには特徴的なダンスも多いので、テレビなどでもおしゃべりしやすいと思います。

少年隊は本当にダンスが素晴らしいです。ジャニーズのみんなが同じように3つ「すごいダンス」を選ぶとしたら、絶対にひとつは少年隊のものを選ぶのではないでしょうか。それくらいジャニーズ事務所においては原点です。

「アンダルシアに憧れて」はジュニアの登竜門のような楽曲で、自分の中にも強く印象に残っているものです。今回、スタジオで挑戦させてもらったんですけど、緊張しすぎて、上手くできたか覚えていないし、自信がありません……(笑)。

ジャニーズらしくて個性的な演目もひとつ選びたくて「腹筋太鼓」を挙げました。たまたま「腹筋太鼓」は僕たちSnow Manが滝沢歌舞伎で演じている演目ですが、もしも違うグループの演目だったとしても選んでいたと思います!

ダンスは僕にとって、仕事である前に「趣味」でもあります。楽しめる間にとことん楽しみたいな、って思っています。僕、けっこう少ないんですけどね(笑)、趣味。