暖かい日がちらほら出てくるようになった昨今、新しいPCへの需要が盛り上がる季節が到来といったところ。そんな季節に合わせて、東京・秋葉原に業界注目のショップがリニューアルオープンした。店内がどんな様子になっているのか取材してきたのでお伝えしよう。
初日で売上額史上最高を達成!
2021年2月27日、マウスコンピューターのリアル店舗、「秋葉原ダイレクトショップ」がリニューアルオープンした。マウスコンピューターといえば、オンライン通販型のBTO商品を展開しているイメージが強いが、ここへ来れば主力ブランドの注目製品に直接触れられるというのが特長。これまでも愛用者は多かったが、今回は顧客ニーズをさらに満たすための改修をおこない、さらに万全の体制を整えた格好だ。
「設置できる台数も増え、店内の照明も明るくしました。お気に入りの製品が見つけやすく、細部までよくご覧いただけるようになったと思います」と語るのは店長の谷萩 大吾(以降、谷萩さん)さん。通路も拡張され歩きやすくなり、1階はmouse、MousePro、iiyama、2階はDAIV、そしてG-Tuneと各ブランドの注目モデルが並んでいる。
「リニューアルオープンの初日は特に多くのお客様にご来店いただきました。当店としての売上最高額を記録するなど、とてもうれしい日になりました」と、当日の様子を語る谷萩さん。リニューアルを記念して用意されたセール品も現在では完売が目立つ盛況ぶりだ。
そんな秋葉原ダイレクトショップの売れ筋を教えてもらった。14型ディスプレイ、Intel Core i7、GeForce MX250と動画編集などにも向いた「DAIV 4N」、15.6型ディスプレイにIntel Core i7、GeForce MX350とサイズ感が若干アップする「mouse K5」とクリエイター向け、あるいはテレワーク対応にマッチしそうな製品が続く中、一番の売れ筋となっているのが、「mouse X4-R5」だ。
「AMD Ryzen 5シリーズを搭載していることもあって、抜群のコストパフォーマンスが一番の特長ですね。最新ゲームや4K動画編集といった極端に負荷の高いもの以外でしたら、これでほとんどの作業ができます。重量約1.2kgと軽量で、持ち歩きやすいのも人気の理由です」と谷萩さんは説明してくれた。
今後の注目モデルを聞くと、「DAIV 5D-R7」をオススメしてくれた谷萩さん。「デスクトップ向けのCPUを搭載したモデルでとてもパワフルです。15.6型ディスプレイのノートPCですが、デスクトップPCとして捉えてもらっても良いぐらいのパフォーマンスがあります」とのこと。ミニタワーとディスプレイ、キーボードにマウスと揃えると、結構な面積を必要とするが、このモデルなら一台で完結できる。しかも、デスクトップPCと同等のパフォーマンスが得られるというのだから、会社でデスクトップPCを日常的に触っているビジネスマンのテレワーク用にぴったりだ。「実はCPUというのはデスクトップ向け製品の方が安いのです。ですから、このモデルもパフォーマンスに対してコストはかなり抑えられるのも特長ですね」と谷萩さんは背中を押してくれた。省スペースでパワフル、なおかつコスパもいい!と3拍子揃ったモデルに注目だ。
「コロナ禍が続き、テレワークを中心としたニューノーマルと呼ばれる時代に入りつつあるのが分かります。それに合わせた環境づくりにPCは必須になると思います。みなさんのご家庭に最適な商品を提供するのが私たちの役目だと思っています。お悩みがあれば、お気軽にお声がけください」と谷萩さんは最後に語ってくれた。