バルクオムは3月3日、男性の「生活の変化」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2月5日~8日、10代~50代の男性984名を対象にインターネットで行われた。
「10年前はやっていなかったけど、今取り組んでいる習慣」を聞いたところ、「定期的な運動」(26%)、「貯金」(20%)、「ストレッチ」(15%)、「スキンケア」(12%)が上位に。また、「10年前の自分と今の自分を比較して感じる身体の変化」を聞くと、「体重」(46%)が最も多く、次いで「髪の毛の量」(36%)、「シワの数」(29%)、「肌のハリ」(26%)と続き、内面的な変化よりも目に見えて気になる外見の変化を感じている男性が多いことが分かった。
続いて、身だしなみとして意識していることを聞き、その結果を10年前の学生と現在の学生とで比較したところ、現在の学生の方が「スキンケア」に対する意識が約2倍、「メイク」に対しては約4倍も高まっていることがわかった。
「10年前と今、それぞれあなたが最も大切にしているもの」を聞いたところ、10年前大切にしていたものは、「お金」(33%)が3割を占めトップに。次点は「家族」(23%)だった。一方、現在最も大切にしているものは「家族」が全体の36%を占めトップに。次いで「お金」(23%)が続き、この要因について同社は、「この10年で、自然災害や感染症など想像をはるかに超えた出来事が起こり、ライフスタイルも変化したことにより「お金」よりも「家族」が自身にとって大きな存在になったことが要因ではないか」と分析している。
また、今後10年でなりたい姿を聞くと、「病気なく健康に過ごしている」(52%)が最多。次いで「時間にゆとりのある生活を送っている」(47%)、「幸せな家庭を築いている」(37%)と続いた。
「過去10年の中で、あなたご自身にとって最も印象に残っていること」を教えてもらったところ、「子供/孫の誕生・子供の成長」や「転勤・転職・解雇などの仕事関連」(ともに11%)がトップに。次いで、今年で10年目となる「東日本大震災関連」(9%)、今年で緊急事態宣言から1年を迎える「新型コロナウイルス関連」(8%)、「親族や友人との死別」(6%)と続いた。