ビー・エム・ダブリューはこのほど、オープン・エア・ドライビングを可能とするBMW 4シリーズ カブリオレをベースにしたMモデル「BMW M440i xDrive Cabriolet」の販売を開始した。納車は、本年3月以降を予定している。
BMW Mが開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルである。今回発表の「BMW M440i xDrive Cabriolet」はMパフォーマンス・モデルに位置付けられる。
安全機能・運転支援システムにおいても、最新世代へと進化している。BMW 4シリーズ同様に、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。
コネクティビティにおいても、BMW 4シリーズ カブリオレは大幅な進化を遂げている。「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能である。Apple CarPlayへの対応、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性を大幅に高めている。
また、車両のキーを持たずとも、iPhoneをドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能となる。メーカー希望小売価格は、1,089万円(税込)。