JR九州は3日、九州新幹線武雄温泉~長崎間で2022年度秋頃の開業に向け、準備を進めている嬉野温泉駅の駅舎出入口の愛称名について、東口は「塩田川口(しおたがわぐち)」、西口は「温泉口(おんせんぐち)」に決定したと発表した。

  • 嬉野温泉駅舎の外観完成イメージ(提供 : 鉄道・運輸機構)

  • 嬉野温泉駅舎のコンコース完成イメージ(提供 : 鉄道・運輸機構)

嬉野温泉駅は地域の交流拠点・交通結節拠点として重要な役割を果たす駅であり、駅がより一層市民に親しまれ、市民が誇れる市のシンボルとなるように、愛称名の設定を嬉野市が要望。駅舎出入口の愛称名が設定されることとなった。

「塩田川口」は、駅東口前に位置する塩田川が嬉野市の中心河川であり、麗しい水として嬉野市曲の歌詞にも登場することから命名。「温泉口」は、嬉野温泉が九州有数の温泉地として広く認知されていることや、駅西口前に手湯と足湯を整備する予定であることが由来となっている。

嬉野温泉駅の駅舎は九州新幹線武雄温泉~長崎間の開業に合わせ、、2022年度秋頃から使用開始予定。駅舎出入口の愛称名は駅舎内の案内表示に記載される。