お笑いコンビ・マヂカルラブリーが、1日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎週月曜24:15~)で、先生役を務めた。

  • マヂカルラブリーの野田クリスタル、村上=テレビ朝日提供

昨年『M-1グランプリ2020』『R-1ぐらんぷり2020』を制覇し、2冠に輝いた野田クリスタルだが、友人からの祝福メールはゼロだったと告白。その理由は、自身がダウンタウン・松本人志に影響を受けまくった“松本病”をこじらせ「松本人志の生まれ変わり」と信じて生きてきたからだという。

高校1年生のときTBS系バラエティ番組『学校へ行こう!』のお笑い企画に出場し、約5,000人の中からチャンピオンになった野田はすっかり天狗に。インターネットの掲示板で見つけた相方と「役満」というコンビを結成し、16歳で吉本興業のオーディションに合格した。

吉本興業所属後も、NSC出身芸人を「学校でお笑いの勉強してきたクソだせぇヤツら」と見下し、友だちはできない。そんな中お笑いを追求する芸人たちが集まる「地下ライブ」に出入りするようになり、アルコ&ピースと出会う。平子祐希は「最初に挨拶したとき、半分無視された」と暴露するが、野田は「お2人も松本さんの生まれ変わりだと思っていました」「2人とも天才でした」と才能に一目置いていたことを明かした。

当時、平子と酒井健太はそれぞれ別のコンビやトリオを組んでいたが、ほぼ同時に解散。どちらかと組みたいと熱望していた野田は酒井に声をかけたものの、断られてしまう。酒井は野田のことを「自分も松本だと思っていたが、野田はもっと松本人志だったので怖かった。一番の天才だと思っていた。野田が笑わないと、面白いネタじゃないと思っていた。(野田は)マジで松本人志です、絶対に……」と才能を恐れたがゆえに申し出を断った心情を吐露したが、教室では「もっと松本人志って何?」「本人超えちゃだめでしょ」など怒涛のツッコミが飛び交った。

来週8日は、野田が暗黒のピン芸人時代のネタを披露するほか、現在の相方・村上との奇跡の出会いや、『M-1グランプリ』で栄光をつかむまでの知られざる苦悩を語る後編を放送する。

同番組は、毎週放送直後の24時45分から『ABEMA』で完全版を配信中。