映画『ライアー×ライアー』(2月19日公開)の公開御礼舞台挨拶が2日に都内で行われ、松村北斗(SixTONES)、森七菜、小関裕太が登場した。
同作は金田一蓮十郎による同名コミックの実写化作。潔癖症の地味系女子大生・湊(森)は、両親の再婚で義理の弟になった同い年でイケメンの透(松村)と同居しているが、透の女癖の悪さが原因で長らく迷惑をこうむってきた。ある日、友人の頼みで友達の高校時代の制服を着てギャルメイクで街に出た湊は、偶然にも透と遭遇してしまい、とっさに別人の“女子高生・みな”と名乗ると、それを信じた透はJK姿の湊“みな”に一目惚れし、猛アプローチをかけてくる。
「もし、自分の恋人に"気になる人"がいると気付いてしまったら?」いう質問をされると、松村は「僕だったら、吐き気がして縁を切ります。気色悪くないですか? 生き物として」と強めの拒否感。一方「片思い中の相手に好きな人がいると気付いたら?」という質問に対しては「人と戦いたくないなと思って。なので、いいかなあ、僕は。1人でもやってけるし、差し上げます。そういうことで波風立てたくないなと思います」と諦めを示す。
森も「私は無視というか、別に何もしないです。連絡もしないし『勝手にしたら?』と思います。まあ、でもそんな自分でも悪いと思ってると思うんですよ、なっちゃった人も。好きなようにしてほしい」と身を引く様子。小関は「僕は諦められないですね。好きだから、どうにかして自分に持ってきたいなと思っちゃいます」と反対の意見だった。
そんな小関に森が「どうやってこっちに振り向いてもらえるのですか?」と質問すると、小関は「……花。バラの花」と回答し、松村は「もう自分で笑っちゃってるな!?」とツッコミ。小関が「誠意は見せたいな」と行動の理由を明かすと、松村は「僕は、そんなやつ、不幸になれと思いますけどね」と終始厳しい姿勢を見せた。
またイベントでは主題歌「僕が僕じゃないみたいだ」にかけ、キャスト陣の「自分じゃないみたいな写真」がスクリーンに映し出される。松村は「1度だけ髪を明るくした時代があって。当時、役で明るくして、それ以外では黒髪なので、絞り出しました。2年前くらいですかね。ドラマの役で初めて髪を染めて」と紹介する。「なかなか写真を撮らないので愛犬の写真の中でこれだけ浮いてる」と言いつつ、茶髪の自分については「悪かねえな、と思って。でも結局ドラマ終わったら黒に戻して。唯一(の茶髪)ですかね」と明かした。
さらに森は「家族で携帯で遊んでて、おじさんになってみました」と自分の顔をアプリで男性に変えた写真、小関は「5歳の時、ハロウィンの日に母親に落書きされた」という子供の頃の写真を披露。小関の落書きされた顔を見た松村は「でんぢゃらすじーさんみたい」と感想を述べていた。