キャリアデザインセンターは2月26日、第21回「オフィスファッションどうしてる?」をテーマとした調査結果を発表した。調査は1月6日~20日、同社運営の転職サイト「女の転職type」会員の女性736名を対象に、Web上でのアンケートにて行われた。
はじめに、仕事中の服装について聞いたところ、「ブラウスやジャケットなどオフィスカジュアル」の人は45.2%、次いで「制服」が25.1%、「Tシャツ、パーカー、ジーンズなどカジュアル」の人が17.9%と続き、「スーツ」は少数で7.7%だった。
続いて、「コロナ前と現在(コロナ禍)で職場で着る服にかけた1カ月の予算に変化があったか」と尋ねたところ、コロナ前は「1,000~5,000円未満」(31.9%)、「5,000~1万円未満(27.9%)、「1,000円未満」(18.9%)が上位に。一方、コロナ禍の現在においても「1,000円~5,000円未満」(39.9%)が最多だったが、次いで「1,000円未満」(31.1%)、「5,000~1万円未満」(21.5%)と続き、コロナ禍に「1,000円未満」という人が増加。
また、コロナ前と現在(コロナ禍)では、1カ月の職場の服にかける予算が「5,000円未満」という人の割合が、コロナ前(50.8%)よりも約20%も増加し、コロナ禍の現在は71.0%という結果に。コロナ禍において、女性がファッションにかける予算が少なくなっていることが伺えた。
さらに、「コロナ前と現在で服装の変化があった?」と質問したところ、21.8%が「あった」と回答。どう変わったのかを聞くと、「在宅のため部屋着になった」「毎日洗いたいので扱いやすく自宅で洗える服のみになった」「リモートワークは上半身だけ映るので、ボトムスはラフになった」「マスクに合わせた服装で、機能性重視になった」といった声が寄せられた。