今年も花粉の季節がやってきた。日本気象協会によると、今年は2月上旬からと例年よりも早く花粉の飛散が開始し、早いところではすでにスギ花粉のピークを迎えている。くしゃみや鼻水は出ないのに、この季節になると顔のかゆみや赤みで悩まれる方もいるのでは?

長きに渡るマスク生活による肌荒れに悩み、追い討ちをかけるようにやってきた花粉シーズン……。そんな中ドラッグストアや、コスメショップでは花粉レスキューコスメが次々と登場している。そこで、花粉の時期に肌を助けてくれる花粉対策コスメについて、プチプラからデパコスまで取り扱う@cosme TOKYOで調査してきた。

  • 花粉レスキューコスメを@cosme TOKYOで調査

    花粉レスキューコスメを@cosme TOKYOで調査

スプレーだけじゃない? 様々なレスキューコスメが登場

店頭には様々なコスメブランドから花粉対策ができるコスメが並んでいる。花粉対策アイテムというとミストのイメージが強かったが、スキンケアラインからBBクリームやメイク下地などのコスメも。ちなみに、コスメ以外では鼻に直接塗るオイルも登場している。

  • 鼻の穴の内側に塗布する“塗る鼻マスク”「Bien15(ビアン15) 15ml」(3,080円)

    鼻の穴の内側に塗布する“塗る鼻マスク”「Bien15(ビアン15) 15ml」(3,080円)

そもそも花粉レスキューコスメって?

花粉による肌荒れは、肌内部のバリア層の機能が低下し、炎症を起こしてしまうことが原因といわれている。花粉レスキューコスメには、保湿成分が含まれており、パラペンフリー、アルコールフリー、無香料、無着色など、敏感になっている肌に刺激を与えにくい優しいものが多いという。保湿、低刺激に加え、花粉やPM2.5などのウイルスを寄せ付けにくくするバリア機能が備わっているそう。

  • パッケージには、低刺激であることが書かれている

    パッケージには、低刺激であることが書かれている

パッケージを見てみると低刺激で様々なテストしていることがわかるので安心できる気がした。

花粉レスキューコスメの使い方は?

使い方は普段使用しているスキンケアやコスメと置き換えて使用するのがベスト。ミストに関してはメイク後や外出前、外出中の気になるときなどに使用するのがおすすめ。コンパクトなものも発売されているのでバッグに入りそうなサイズのものをチョイスするのも良さそうだ。

レスキューコスメの種類を調査

多くの花粉レスキューコスメがある中、シリーズで発売されている3ブランドをピックアップしてみた。

Predia PETITE MER FREE&MILD(プレディア プティメール フリー&マイルド)

  • Predia PETITE MER FREE&MILD(プレディア プティメール フリー&マイルド)

    Predia PETITE MER FREE&MILD(プレディア プティメール フリー&マイルド)

見た目も可愛らしいパッケージのPETITE MER。FREE&MILDのシリーズは、季節や体調の変化などの影響を受けやすい肌に向けたスキンケアライン。

販売されているアイテムは、「バランシング ミネラル ローション 170ml」(2,420円)、「タラソ ミルク 100ml」(2,750円)、「スキンバリア スプレー 70g」(1,320円)※限定品など

資生堂 dプログラム バリアシリーズ

  • 資生堂 dプログラム バリアシリーズ

    資生堂 dプログラム バリアシリーズ

今年の1月にリニューアルしたバリアシリーズ。空気中の微粒子汚れや紫外線・寒暖差から肌を守るスキンケアだけでなくBBクリームまで展開している。中でも、日中の肌を花粉と乾燥から守りながら化粧のり・もちをアップしてくれる「アレルバリア ミスト N」が人気とのこと。

販売されているアイテムは、「アレルバリア エッセンス BB N 30ml」(各2,860円)、「アレルバリア エッセンス N 40ml」(3,300円)、「アレルバリア クリーム N 35g」(3,300円)、「アレルバリア ミスト N 57ml」(1,650円)など

X-Barrier(エクスバリア)

  • X-Barrier(エクスバリア)

    X-Barrier(エクスバリア)

肌を健やかな状態に保つのに欠かせないバリア機能をサポートし、うるおいに満ちた肌を目指すスキンケアシリーズ。ヒアルロン酸の約5倍の保水力を持つ水前寺海苔という海苔の成分を使っているそうだ。

販売されているアイテムは、「スキンプロテクト スプレー 70g」(1,320円)、「リペア クリーム Ⅰ/Ⅱ 各44g」(5,500円)など

おすすめしたい花粉レスキューアイテム3選

たくさんの種類がある中で、洗顔・スキンケア・メイクそれぞれでおすすめの商品を聞いてみた。

洗顔おすすめアイテム

  • 「資生堂 dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム120g」(2,090円)

    「資生堂 dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム120g」(2,090円)

・資生堂 dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム120g(2,090円)

肌に不要な汚れ、花粉・ちり・ほこりなどの微粒子汚れを取り除きながらも、美肌菌を保ち、肌に必要なうるおいを守ってくれる、肌負担が気になる肌のためのクレンジングフォーム。泡立ちやすいフォームにはなっているが洗顔ネットなどでしっかりと泡立てて、肌を撫でるように使用すると摩擦が軽減されるのでおすすめ。パッケージがシンプルなので男性でも手を伸ばしやすいアイテムだ。

スキンケアおすすめアイテム

  • 「LISSAGE スキンメインテナイザー S 120ml」(3,850円)

    「LISSAGE スキンメインテナイザー S 120ml」(3,850円)

・LISSAGE スキンメインテナイザー S 120ml(3,850円)

保湿と消炎効果のあるシソエキスが配合された化粧水+乳液の充実感を1本に凝縮した化粧液。花粉の時期だけでなく肌が揺らぎ、少しコンディションが悪いと思ったときに、コットンにヒタヒタにスキンメインテナイザー Sを染み込ませ気になる部分にコットンパックをするのがおすすめ。とろみのある化粧液で肌をしっとりとさせてくれるが、べたつきが少ないのが嬉しいポイント。

メイクおすすめアイテム

  • 「カネボウ グローバル スキン プロテクターa 60g」(5,500円)

    「カネボウ グローバル スキン プロテクターa 60g」(5,500円)

・カネボウ グローバル スキン プロテクターa 60g(5,500円)

プロテクターと名前通り、花粉等大気中の汚れの付着、紫外線による日やけ、肌の乾燥を防いでくれる下地。保湿力が高く長時間潤い、ツヤ肌に。肌に優しいのに、水や汗に強いスーパーウォータープルーフとマスク落ちしにくい下地なので、厚塗りしたくないこの時期にこれ一本とパウダーでベースメイクができるのはありがたい。

※番外編

  • 「CLARINS フィックス メイクアップ 50ml」(4,400円)

    「CLARINS フィックス メイクアップ 50ml」(4,400円)

メイク崩れ防止ミストの中でも人気のフィックス メイクアップ。メイク崩れ防止、保湿だけでなく、目に見えないヴェールとなって大気中のちりやほこりから肌を守ってくれる一面もあるよう。通常盤はグレープフルーツの爽やかな香りだが、今はサクラを連想させる香りの限定品が出ていて可愛いパッケージも魅力的。

今回調査をしてみて、色々なブランドから様々なレスキューアイテムが発売されていることが判明。花粉による肌トラブルの悩みを軽減させるために、自分に合うレスキューコスメを探してみては?

※価格は全て税込

●information

@cosme TOKYO(アットコスメトーキョー)

住所 : 東京都渋谷区神宮前1丁目14-27
営業時間 : 11:00~21:00
※1月8日~当面の間 11:00~20:00