JR東日本秋田支社は25日、「東北デスティネーションキャンペーン」の開催に合わせ、E655系「なごみ」を使用する東北DCオープニング列車「東北6県DC秋田号」を4月3日に運転するほか、寝台列車「カシオペア紀行」の特別運行などを実施すると発表した。

  • ハイグレード車両「なごみ」を使用した「東北6県DC秋田号」を4月3日に運転

「東北6県DC秋田号」はハイグレード車両「なごみ」を使用し、「東北デスティネーションキャンペーン」のオープニングを飾る列車として運転。「絶景の八甲田と絶品ランチ日帰りの旅」として、ハイグレード車両「なごみ」とJRバス「イーストブルー」でゆったり移動しながら、八甲田ロープウェーからの絶景と絶品ランチを楽しむ贅を尽くした旅になるという。

運転日の4月3日、往路は7時22分頃に秋田駅を出発し、10時26分頃に青森駅に到着。復路は17時7分頃に青森駅を出発し、20時15分頃に秋田駅に到着する。旅行商品はVIPシートコースが3万7,000円、グリーン車コースが3万3,000円。びゅうトラベルサービスから販売される。

秋田県内を走ることは珍しいという「カシオペア紀行」の特別運行も実施。「カシオペア紀行・クルージングトレインで行く『横手』と北前船で栄えた湊町『酒田』」「『カシオペア紀行 秋田行き』と男鹿温泉・絶景の『リゾートしらかみ』」「カシオペア紀行 秋田行き(デラックス・スイート客室)『別邸うらら』露天風呂付き客室湯ったり3日間」の3コースを設定し、いずれも首都圏発着で、上野駅を4月9日15時40分頃に出発する。旅行商品はびゅうトラベルサービスから販売される。

  • 寝台列車「カシオペア紀行」の特別運行も

  • 田沢湖線の普通列車に使用される701系5000番台

  • お座敷列車「華」

その他、日帰りで横手や増田の魅力を凝縮した旅が楽しめる「横手満喫号」を4月17日に運転。田沢湖線を走る701系5000番台を使用し、秋田から仙北の旬のミズバショウ・かたくりを鑑賞する旅と、春の田沢湖畔を満喫する旅の2種類を設定した「東北DCミズバショウとかたくり号」は4月24・25日に運転される。

お座敷列車「華」の掘りごたつ式の座敷でリラックスしつつ、秋田の地酒をゆっくり楽しめる「華で日本酒号」は5月8日に運転。「リゾートあすなろ」が羽越本線に登場し、仁賀保・象潟の絶景を満喫できるコースと酒田の歴史と文化を探訪するコースの2種類を設定した「リゾートちょうかい号」は5月15日に運転される。「越乃 Shu*Kura」が秋田の羽越本線を走る「羽越 Shu*Kura」は5月22日の運転を予定している。