ビックカメラは2月24日、インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供するモバイルサービスを用いた格安SIM「BIC SIM」の新料金プラン「ギガプラン」を発表した。IIJのMVNOサービス「IIJmio」が同日に発表した新料金プランに合わせ、料金の引き下げや通信量のアップを実施し、20GBで税別1,880円とした。2GBが月額400円で使えるデータ通信専用プランも用意する。月々の利用料金をビックポイントで支払えるユニークな仕組みや、ビックカメラ店頭の格安SIMカウンターで新規契約などの手続きが行える仕組みを整え、大手キャリアの新料金プランにはないメリットを訴求する。提供開始は4月1日から。

  • ビックカメラが格安SIM「BIC SIM」の新料金プラン「ギガプラン」を発表。月々の利用料金をビックポイントで支払えるユニークな仕組みや、店頭の格安SIMカウンターで担当者を介して手続きができるメリットを訴求する

新しいギガプランは、通信量が2GB/4GB/8GB/15GB/20GBの5種類から選べるようにしたほか、それぞれ音声通話対応、SMS対応、データ通信専用、データ通信専用のeSIMの4種類を用意する。料金は以下の通り。

使い切れなかったデータ容量は翌月に繰り越せる。1つの契約で最大10回線まで利用でき、同一契約内のギガプラン回線であれば、容量やSIMの機能にかかわらずデータ容量がシェアできる(データ容量シェアは2021年6月提供開始予定)。

BIC SIMならではの特徴として、月々の利用料金をビックカメラのビックポイントで支払える。また、新規契約やSIMカード再発行などの手続きはビックカメラ店内の格安SIMカウンターでできるので、詳しくない人も安心できる(インターネットでの手続きも可能)。