ヤフーが運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」は2月24日、商品を出品するときに説明用の動画を撮影・登録できる「動画出品」機能を提供開始した。PayPayフリマアプリ(iOS版、Android版)の最新バージョン(バージョン1.27.0以降)で利用できる。

  • 「PayPayフリマ」に動画機能を追加。商品の写真を1枚1枚撮影する手間や、詳細を説明欄に書く手間などが省け、利用者の負担が軽減できるとしている

  • 利用イメージ

「動画出品」機能は、出品する際に動画で商品の説明ができる機能。出品のトップ画面に「動画撮影」ボタンが追加され、押すとそのまま商品を撮影できる。音声の有無は撮影前に選択可能。

アップロードできる動画は5秒以上30秒以内、容量100MB以内のもので、掲載できる動画は1つのみ。1枚以上の写真も登録する必要があり、動画のみでの出品はできない。また、水着や下着、著作権を侵害するものなど、同社が不適切と判断した商品に動画をつけることはできない。

このほか、PayPayフリマでは3月1日から、ヤマト運輸が提供するEC向け配送商品「EAZY」を使い、購入者が商品の受け取り場所を指定できる「置き配」サービスも開始する。

「置き配」サービスでは、通常の対面受け取りに加え、玄関ドア前、自宅宅配BOX、ガスメーターBOX、物置、車庫、自転車のかご、建物内受付など、希望の場所や日時に合わせ、非対面での商品受け取りが可能となる。

配達直前まで受け取り場所を変更できるほか、配達完了後はリアルタイムで配達完了メールが通知される。非対面での配達を希望した場合は、メールに記載されたURLから荷物を置いた場所の写真も確認できる。

  • 「置き配」サービスで受け取れる場所の例