ASRock/ASUSからもZ590マザーが発売に
先週のGIGABYTE/MSIに続いて、今週もIntel Z590チップセットを搭載するマザーボードが登場している。今回、新たに製品を投入したのはASRockとASUSだ。
ASRockからは、コストパフォーマンスの高さが人気の「Steel Legend」シリーズのモデルとして、「Z590 Steel Legend WiFi 6E」「Z590 Steel Legend」が発売された。電源は14フェーズのDr.MOSを搭載。ネットワークはRealtek製2.5GbEで、前者にはWi-Fi 6Eカードも付属する。価格は31,500円前後と28,500円前後。
ASUSの「ROG Strix Z590-F Gaming WIFI」は、14+2フェーズ電源のほか、M.2を4スロット(全てヒートシンク付き)も備えた強力なモデル。ネットワーク機能は、Intelの2.5GbEとWi-Fi 6Eを搭載し、価格は40,000円前後だ。また「TUF Gaming Z590-PLUS WIFI」も登場しており、こちらの価格は34,000円前後。
GIGABYTEからは初のB560マザーも登場
GIGABYTEは、Intel Z590チップセット搭載マザーボードとして、クリエイター向けの「Z590 Vision G」を追加した。なぜかThunderboltは非搭載なものの、データ送信、ディスプレイ出力、電源供給などが可能な同社独自の「VisionLINK」に対応したUSBタイプCポートが用意されている。4連のM.2スロットも搭載。価格は32,500円前後だ。
また同社からは、Intel B560チップセット搭載モデルが初登場。Z590と違い、オーバークロックは非対応で、PCI Expressレーン数は12と半減するものの、コストパフォーマンスの良いシステムに適している。発売が開始されたのはmicroATXモデルの「B560M Aorus Pro AX」で、Intel 2.5GbEとWi-Fi 6などを搭載。価格は21,500円前後だ。