女優の南沙良(18)が、マルチアーティスト・Vaundyの2021年第1弾シングル「融解 sink」(24日配信)のミュージックビデオに出演することが24日、明らかになった。

「融解 sink」のミュージックビデオに出演する南沙良

Vaundyは現役大学生の20歳で、作詞・作曲・アレンジをすべて自分でこなし、アートワークのデザインや映像もセルフプロデュース。あいみょんやOfficial髭男dismを輩出した「Early Noise」に昨年選出され、Spotifyの新CM「Spotify Premium CM『Spotify Town』編」にも起用されるなど、注目を集める新進アーティストだ。

一方の南は、2017年に映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビューし、翌年公開の初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で報知映画賞やブルーリボン賞など数々の映画賞を授賞。今年はドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK)をはじめ、映画『太陽は動かない』(3月5日公開)、『ゾッキ』(4月2日公開)、2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などを控え、Netflixの注目作『彼女』に出演することも決定している。

現実と夢を行き来するような、幻想的な世界観が広がる楽曲「融解 sink」。CMやMV、ショートフィルムを中心に活動する横堀光範氏が今回のMV監督を務め、実写とCGを駆使して制作された。南、横堀監督のコメントは以下の通り。

■南沙良
以前からVaundyさんの楽曲をよく聴いていたので、お話を頂いた時は大興奮と緊張でフリーズしました。水中での撮影は初めてでとても新鮮で、また、カルチャーという共通言語での話題では、沢山の刺激を受けました。完成したミュージックビデオを観た時は、美しい映像と世界観に引き込まれ、歌詞と歌声とリズム、そして視覚の融解がしっくり馴染む感覚でした。是非一度御覧頂ければと思います。

■横堀光範監督
僕たちの生活の中にはたくさんの痛みや悲しみ、苦しみがあります。「融解sink」を聴いた時、それらを全部包み込んでくれて、世界にはまだ知らないたくさんの可能性があるんだよと、教えてくれる様な深い優しさを感じました。そんな深い優しさを、美しく映像にしたいと思いました。たくさんの方にこの音楽と映像が届いたら幸せです。