俳優の濱田龍臣が、25日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』第6シーズン(毎週木曜 20:00~)の第7話にゲスト出演し、主演の上川隆也と10年ぶりの共演を果たす。

  • 濱田龍臣(左)と上川隆也=テレビ朝日提供

上川演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。濱田は、天涯孤独の青年・掛川春人を演じる。

暴力団幹部が刺殺された事件現場でクルミ大の石を発見した糸村は、捜査を進めるうち優しく素直な性格の春人に出会う。中学生のときに母が他界し、施設を逃げ出してからアルバイトで食いつないできた春人だが、“危険なバイト”に巻き込まれていた。

かつて名子役として脚光を浴び、現在はドラマ、映画、舞台など多彩なフィールドで活躍中の濱田。2011年公開の『映画 怪物くん』以来、10年ぶりの共演となる上川について、「あの頃とまったくお変わりなく、素敵で優しい方でした」と語り、「『もう20歳かー、大きくなったね』と言っていただいて、とてもうれしかったです」と喜びをあらわに。

春人を演じるにあたって心がけたことは「背負っているものと、彼の明るさ、優しさのギャップが目立つといいなということは感じていました。しかし、その明るさや優しさが無理をしているように見えないように」という性格の表現や、「(糸村に)ご馳走してもらうシーンは、春人が3日間食べていなかったという設定だったので、カレーやサンドイッチ、ナポリタンにがっついています。でも、しっかりとセリフもあるシーンだったので、ガツガツ食べながらも、それが汚く見えないように」と食事シーンの演技を挙げる。

最後に視聴者へ「節子おばちゃんのセリフにもありますが、『親子の絆は永遠』という家族の愛の深さが、親を失ってしまった春人を通じて見てくださっている方に伝わればいいなと思っています」とメッセージを送った。