梶裕貴や山寺宏一ら声優9人が、きょう23日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『林修の今でしょ! 講座特別編 声優はスゴいんだ!! 今、声優でしょ! 3時間SP』(19:00~21:48)に出演する。
スタジオには梶と山寺のほか、石川由依、潘めぐみ、武内駿輔、諸星すみれ、小野友樹、三森すずこ、森久保祥太郎という人気声優が集結。作品ごとにさまざまな声を演じ分ける声優たちの神業を、科学の力も使いながら徹底的に解明していく。
MCにはお笑いタレントのバカリズムを迎え、予備校講師・林修、“クイズ王”伊沢拓司のほか、俳優の上川隆也、ももいろクローバーZの百田夏菜子、モデルで女優の長井短、お笑いタレントの伊集院光という芸能界きってのアニメ好きタレントが登場。
番組冒頭から、山寺による『ルパン三世』の銭形警部、梶による『進撃の巨人』のエレンなど、9人の声優が代表作の名ゼリフを交えて自己紹介。その豪華さに思わずバカリズムは「あと2周くらいしてもらいたい」とおかわりを希望し、上川は「いずれも氷山の一角に過ぎないんですよ!」と熱く語り出す。
「声優はなぜいろんな声が出せるの?」という疑問には、山寺がこれまで演じてきた10のキャラクターを連続で演じ分けて見せ、『アイカツ!』シリーズの星宮いちごや『ハクション大魔王2020』のアクビを演じる諸星が、体のあるパーツを使うテクニックを紹介。年齢の違う役を演じ分ける方法を実演しながら解説する武内に、ベテランの山寺が「武内くん、何年目だっけ? すごいよ、これ! 勉強になった!」と驚く場面も。
また、梶がこれまで演じてきたキャラクターの声を日本音響研究所で科学的に検証したところ、研究所の所長が「うわー、スゴいな……」と漏らすほどの事実が判明。梶の声帯の筋肉に隠された秘密とは。山寺による動物の声真似は、科学的に分析した結果、動物の声とほぼ同じ波形だということも発覚し、科学のプロは「超人的な再現能力」と舌を巻く。“天使の声”と名高い三森の声に秘められたある癒やし効果にも注目だ。
そして、ここでしか見られない貴重な企画として『ジョジョの奇妙な冒険』から、東方仗助役の小野、音石明役の森久保、広瀬康一役の梶がバトルシーンを生再現することに。圧巻のアフレコに、作品の大ファンである長井は「生きてきて良かったです」と感激。上川も「言葉ないです。この技術は世界に誇るべきだと思います」と大興奮だ。
『進撃の巨人』からは、梶が「笑い怒り悲しみが入り混じった泣きのシーンで、感情表現が難しかった」という号泣シーンを、ミカサ役の石川と再現。スタジオではスタンディングオベーションが巻き起こり、林が「これは芸術」と語る一方、長井は放心状態、上川の目にはうっすら涙が……。
そのほかにも、知られざるアフレコ現場での秘密を暴露したり、VTRでレジェンド声優たちが登場する。