靴下の片側だけがなぜか行方不明になってしまうというそこのあなた。紛失した靴下をアートにしてしまうという、逆転の発想が生んだアイディアはいかがでしょうか?

TaguNatsuさん(@NatsuTagu)考案のこちらの投稿をご覧ください。

子ども達の靴下がすぐに行方不明になるので、指名手配を始めました
(@NatsuTaguより引用)

いかがですか? 靴下を「指名手配」するというアイディア、ユーモアがあって素敵ですよね。これを見た人からは、「めっちゃいいやん!」「これは楽しそう」「てんさいか!」「うちもこれやろうかな、、、」「日常に遊び心を見出してて凄く良いですね!見習います!」と称賛の声が続々。小さなお子さんの靴下は楽しいデザインのものが多く、この手配書に飾ると、見た目にお洒落で可愛くて、ちょっとしたアート作品のようです。しかもそこにアドベンチャー要素があるっていう、TaguNatsuさんのセンスの良さが光る作品ですね。

TaguNatsuさんにお話を聞いてみたところ、「日頃から子どもの靴下だけ何故か紛失していて困っていました。こんなに失くすんだったら、逆に何か面白く出来ないかなと思い今回製作しました」とのこと。こんなに素敵なアートが出来上がるのであれば、むしろ「早く片方無くならないかな」と思ってしまいそうです。

ちなみに懸賞金の額に目を輝かせている人もいましたが、これよ~く見ると、カンマじゃないでんです。1足につき1万ドルの懸賞金がかけられていると思いきや、実は10ドルっていう……。こんな所にもTaguNatsuさんの遊び心が感じられて、つくづく面白い作品です。

さて、リプライを見ると、この現象、本当に多くの家庭で発生していることが分かりました。みなさんの経験からすると、犬が持って行ってしまったり、ドラム式洗濯機の隙間に挟まっていたり、ソファの継ぎ目や脱いだズボンの間などに隠れていることもあるそうです。また、予防策として、「全部同じ靴下にしている」人も目立ちました。

最後に、今回のツイートが大きな反響を生んでいることについて感想をうかがったところ、「世の中のママたちがこんなに共感してくれるとは思わなかったです。片方だけの靴下が増えるのはストレスだと思うのですが、それを逆手に取るアイデアが広まったことで、少しでもママたちが和んでくれたのが嬉しいです。芸大でアートについて学んできましたが、アートが見るものの視点を変えて、人の心を豊かにするんだなと初めて実感しました」と話していました