東芝ライフスタイルは2月18日、冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」シリーズの新製品(6モデル)を発表した。野菜を10日間長期保存できるとする6ドアタイプの「FZシリーズ」が4モデル、5ドアタイプの「GZシリーズ」が2モデル。いずれも野菜室に除菌効果のある「UV-LED」を搭載した。

  • 左から、FZシリーズのアッシュグレージュ・グレインアイボリー・クリアグレインホワイト、GZシリーズのアッシュグレージュ・グレインアイボリー・クリアグレインホワイト

発売はGZシリーズが4月上旬、FZシリーズが4月下旬。本体カラーはアッシュグレージュ、グレインアイボリー、クリアグレインホワイトの3色。価格はオープン、推定市場価格(税込)と定格内容積は以下の通り。

  • FZシリーズ(フレンチ両開き)
  • GR-T600FZ(601L):420,000円前後
  • GR-T550FZ(551L):400,000円前後
  • GR-T510FZ(508L):370,000円前後
  • GR-T460FZ(461L):360,000円前後
  • GRシリーズ(左開きモデルと右開きモデルを用意)
  • GR-T500GZ(501L):320,000円前後
  • GR-T470GZ(465L):310,000円前後
  • 設置イメージ

上位モデルとなるFZシリーズは、食材の鮮度を保つ性能を高め、野菜の10日間長期保存が可能になった。

VEGETAシリーズは従来モデルから、野菜庫内を野菜に適した温度と高い湿度にコントロールする機能を搭載。野菜庫の中に高湿度の「うるおい冷気」を1日20回以上循環させるとともに、ミストチャージユニットが冷気中の水分だけを抽出・供給するというもの。今回の新製品では、この「うるおい冷気」の流れを改善し、野菜室内の湿度をより均一に保つことで野菜の乾燥を防止。従来モデル以上に野菜を長期保存できるようになった。

  • 庫内イメージ

全モデル共通の新機能として、野菜室に「UV-LED」を搭載。UV-LEDは除菌効果があり、庫内や野菜の表面についた菌の繁殖を抑制する。UV-LEDを野菜に照射することで、抗酸化物質の合成を促進し、イチゴなど一部の食材でビタミンCを増加させる効果もあるという。このほか、ドアポケットには片手でスライドして高さを調節できる「フリードアポケット」を採用した。

  • フリードアポケット

IoT機能を備え、スマートフォンと連携。専用の「IoLIFE」アプリは、スマートスピーカーと同じ感覚で食材リストを作る「食材管理機能」、食材リストの中からレシピを自動検索する「おまかせレシピ検索」などに対応した。そのほか献立サポート機能として、冷蔵庫に「あるものから検索」、「カテゴリから検索」、「フリーワード検索」が利用できる。

  • 「IoLIFE」アプリのレシピ提案機能

  • 正面にはスマートフォンなどを充電できるUSBポートを配置