ライカカメラは、ライカSLシステム向けの高性能な広角レンズ「ライカ アポ・ズミクロンSL f2/28mm ASPH.」を発表した。2月27日からライカストア、ライカブティック、ライカ正規特約店で発売を予定しており、価格は600,000円(税別)。

  • 「アポ・ズミクロンSL f2/28mm ASPH.」

同社ミラーレスカメラ「ライカSL」シリーズや、パナソニック「LUMIX S1」などで採用されているLマウントの広角レンズ。製品名の通り、アポクロマート補正を施した極めて低い色収差を実現し、F2という明るさを備える。DSD(Dual Syncro Drive)を搭載して約0.25秒の高速なAFを利用できる他、水滴やホコリを防ぐシーリングを採用し、フロントレンズには「ライカ アクアデュラ」コーティングを施すことで、いかなる天候でも安心して使用できるとしている。

レンズ構成は両面非球面レンズ3枚を含む10群13枚で、絞りはF2~F22。最短撮影距離は0.24m、最大撮影倍率は1:5。フィルターサイズはE67、本体サイズは73×102mm(最大径×長さ)で、重さは700g。スクリュータイプのレンズフードが付属する。

  • ライカSL2-S装着例

  • フィルターサイズはE67