TBSでは、東日本大震災発生から10年の節目に、被災地に想いを寄せる「東日本大震災10年 つなぐ、つながるプロジェクト」に取り組む。3月6日から各報道番組や報道特別番組で、この10年のさまざまな想いや教訓を、未来につないでいく。この報道プロジェクトに、宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが出演することが決定した。

  • サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけし

3月6日放送の『東日本大震災10年「つなぐ、つながる」スペシャル』(仮)と3月11日放送の『Nスタスペシャル・東日本大震災10年』(仮)でMCを務めるホラン千秋が、2人の10年に迫った。

東日本大震災発生時、サンドウィッチマンの2人は、東北放送『サンドのぼんやり~ぬTV』のロケで宮城県気仙沼市にいた。伊達は「たまたまいて地震にあって、津波を目の当たりにして、宮城県という我々の地元で、俺らは生かされた。勝手に使命感を持っちゃったんです」と語る。それからサンドウィッチマンはこの10年、毎月のように被災地に通い、東北の人たちと触れあってきた。被災地の人たちは、一人一人状況が異なる。サンドウィッチマンの2人は、寄り添うことの難しさを語る。

サンドウィッチマンと被災地をつなぎ続けた番組『サンドのぼんやり~ぬTV』のロケで、震災直後に2人が出会った人の中に、須藤碧さん(25)がいる。3月6日14時放送の『東日本大震災10年「つなぐ、つながる」スペシャル』(仮)では、碧さんのその後を取材、放送する。

南三陸で、中学校の卒業式前日に教室で激しい揺れに見舞われた碧さん。津波から逃げた高台で壮絶な経験をしていた。その後ようやく自宅に帰り着いた彼女は、地域の人のために尽くす母親の姿を目の当たりにし、そして、運命的な出会いをする。今回のホランとの対談で、碧さんのその後を初めて知ったサンドウィッチマン。さらに2人はリモートで碧さんと10年ぶりの再会を果たす。

当時、15歳だった少女が自ら選んだ「いま」とは? そして、碧さんとの再会でサンドウィッチマンが新たに抱いた思いとは?

さらに、3月11日13時55分からの『Nスタスペシャル・東日本大震災10年』(仮)では、生放送中にサンドウィッチマンと中継をつなぐ。

「震災後の方が、東北にたくさんの素晴らしい風景や食べ物があり、そして温かな人々がいることに気づくことができた」と話すサンドウィッチマン。インタビューの終わりに伊達が「ホランちゃんも今度行こうよ」と声をかけると、ホランも「ぜひ行きたいです」と笑顔で答えていた。

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